アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスは年2回無料&同伴者と家族カードの使い方解説

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパス事情

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパス付帯の特典は目玉ですが、プライオリティパスは保有するクレジットカードによって利用に関するルールが異なります。

アメックスゴールドプリファードでは年間2回まで無料で利用でき、家族カードを活用すれば年最大6回まで広げられるため、これだけで3万円相当が節約できます。

しかし、利用できるのは空港ラウンジのみで、ぼてぢゅうなどの飲食店では利用できません。

この記事では、アメックスゴールドプリファードに付帯するプライオリティパスのルールと、最大限活用する方法について紹介します。

この記事の要約
  • プライオリティパスは年間2回まで無料・3回目以降は1回35米ドル(約5,250円)
  • 家族カード2枚を発行すれば、本会員+家族で計3名分・年最大6回まで無料
  • レストラン・スパ・送迎などプライオリティパス本来の特典は対象外(空港ラウンジ専用)
  • 年1〜2回旅行なら本会員枠で十分、年3回以上は家族カード活用かプラチナ検討
  • 申し込みから発行まで4〜6週間。旅行前は1.5ヶ月前までに登録しておく
目次

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパス特典の内容

アメックスゴールドプリファードに付帯するプライオリティパスは、世界1,300以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる特典です。同伴者の扱い、利用できないサービスの範囲を含め、まずは特典の全体像を整理します。

年間2回まで無料で3回目以降は1回35米ドル

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスは、登録料が無料で年間2回まで空港ラウンジを無料で利用できます。3回目以降は1回につき35米ドルが後日カードに請求される仕組みです。

2026年4月時点の為替で1米ドルを150円換算すると、35米ドルは約5,250円です。空港でレストランの食事を1回するくらいの金額です。

年2回の枠は本会員と家族カード会員それぞれに付帯します。後述の家族カード戦略を組み合わせると、無料枠を年最大6回まで広げられます。

プライオリティパスのカードは物理発行されません。スマートフォンで表示するデジタル会員証のみが提供されます。

利用できる空港ラウンジ

プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは世界1,300以上です。

国内では成田・羽田・関西・中部・福岡の5空港に対応しており、海外では仁川やホノルル、ロンドン・ヒースローなど主要都市のラウンジで使えます。

国内対応空港の一覧は以下の通りです。

空港ターミナル備考
成田国際空港第1・第2国際線出発エリアのみ
羽田空港第1・第2・第3国際線出発エリアのみ
関西国際空港第1国際線出発エリアのみ
中部国際空港第1国際線出発エリアのみ
福岡国際空港国際線国際線出発エリアのみ

国内ラウンジは原則として国際線出発エリアにあるラウンジが対象です。ANAやJALが運営する航空会社ラウンジは対象外です。

海外ラウンジは渡航先によって設備や食事の充実度が大きく異なります。利用前にプライオリティパス公式アプリで「ラウンジ検索」を使うと、現地の写真や口コミで雰囲気を確認できます。

利用できない特典(レストラン・スパ・送迎)

プライオリティパスには本来、空港レストランで使える割引特典や、スパ・送迎・レンタカーの優待が含まれています。

ただしアメックスゴールドプリファードに付帯するプライオリティパスは「空港ラウンジ専用」の契約のため、これらの特典は対象外です。

具体的には以下のサービスが使えません。

  • レストラン特典(成田空港の「ぼてぢゅう」3,400円相当無料など)
  • スパ優待(提携施設での3,400円相当の割引)
  • 空港送迎サービス(1,100か所以上の空港で割引送迎)
  • レンタカーの優遇価格
  • 免税品のオンラインショッピング

レストラン特典を使いたい場合は、付帯条件が異なる別のクレジットカードを検討する必要があります。アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスはあくまでラウンジ利用に特化した特典と理解しておきましょう。

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスを家族・同伴者と使う方法

家族や同伴者と一緒に空港ラウンジを使うときの料金体系は、人数と関係性で大きく変わります。

家族カードを発行すれば年最大6回まで広げられますし、友人を連れていく場合は同伴者料金が発生します。

家族カードで年最大6回まで広げる

アメックスゴールドプリファードでは、家族カードを2枚まで年会費無料で発行できます。

家族カードにもプライオリティパス特典がそのまま付帯し、家族カード会員それぞれに年2回の無料枠が与えられます。

本会員と家族カード2枚を合わせると、計3名分・年最大6回まで無料でラウンジを利用できる計算です。夫婦と子供で家族旅行する場合や、両親を同伴したい場合に効率よく枠を使えます。

ただし家族カードのプライオリティパスは、家族カード会員それぞれが個別に登録手続きを行う必要があります。

共有メールアドレスでは登録できないため、家族カード会員ごとに別のメールアドレスを用意します。

夫婦で旅行する想定の活用例を整理すると、以下の通りです。

  • 夫婦で年2往復海外旅行 → 各往復で2名×2回=4回。本会員+家族カード1枚で合計4回確保できる
  • 夫婦+子供1人で家族旅行(年1往復)→ 大人2名分は本会員と家族カードで賄える。子供分は同伴者料金(後述)

同伴者は1名につき35米ドル

本会員や家族カード会員に同伴する人がラウンジに入る場合、1名につき35米ドル(約5,250円)の同伴者料金が発生します。後日カードに請求される仕組みで、ラウンジでの精算は不要です。

友人やビジネスパートナーとの旅行でラウンジを使うとき、同伴者料金は避けられません。ただし家族カードを保有している家族(配偶者など)が同行するケースでは、家族カードを使えば同伴者扱いにならず無料枠で利用できます。

同伴者料金は、本会員・家族カード会員が無料枠の範囲内で利用していても発生します。本人が無料枠を消化するかどうかとは別の請求として発生する点に注意してください。

子供連れの場合の扱い

子供がラウンジを利用する場合の料金体系は、ラウンジ運営者によって異なります。一般的には2歳未満の幼児は無料、それ以上の年齢は同伴者扱いで35米ドルの料金が発生する傾向があります。

一部のラウンジでは21歳未満は保護者同伴が必須になっているところもあります。海外ラウンジを利用する予定がある場合は、事前にプライオリティパス公式アプリで該当ラウンジの年齢制限を確認しておくと安心です。

子供連れで家族旅行する場合は、同伴者料金を含めた費用を見込んで計画を立てます。家族3人で年1往復するなら、子供分の同伴者料金が往復2回分で70米ドル(約10,500円)かかる計算です。

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスは年2回で足りる?

「年2回で本当に足りるのか」は、申し込みを検討している段階で多くの方が気になるポイントでしょう。

結論は旅行頻度によって変わります。

年1〜2回の旅行なら十分ですが、年3回以上だと本会員枠だけでは足りません。

旅行頻度別シミュレーション

ラウンジ利用は1回の入室で1カウント消費されます。

往路と復路でそれぞれ1回ずつ使うと、1往復で年間枠の2回分を消費する計算です。

旅行頻度別に使い方を整理すると、以下の通りです。

旅行頻度必要回数(1名分)本会員枠で足りるか推奨対応
年1往復2回足りる本会員枠のみで対応
年2往復4回足りない家族カード追加で対応
年3往復以上6回以上足りない家族カード+追加料金 or プラチナ検討

海外旅行で乗り継ぎが入る場合は、1往復で3〜4回ラウンジを使う可能性があります。

たとえばホノルル経由で他国へ行く場合、出国時・乗り継ぎ時・現地空港・帰国時で4回利用するケースです。

乗り継ぎありの旅行を年に複数回する方は、家族カードや追加料金を前提に計画する方が現実的です。

年3回以上の旅行をする人の3つの選択肢

年に3回以上ラウンジを使いたい場合、対応策は大きく3つあります。

それぞれメリットとコストが異なるので、自分の旅行スタイルに合わせて選びます。

  1. 家族カードを発行して枠を増やす:年会費無料で2枚まで発行可能。本会員と合わせて年最大6回まで広がる。家族と一緒の旅行が中心の方に最適
  2. 3回目以降の35米ドルを払う:必要なときだけ追加料金で利用。年6回までいかないが3〜4回は使いたい単身者に向く
  3. アメックスプラチナへの切替を検討:年会費165,000円だがプライオリティパスが回数無制限で同伴者1名も無料。年7回以上使うヘビーユーザー向け

家族カードと追加料金を組み合わせると、家族3名で年6回+必要なら追加料金、という運用が現実的です。プラチナへの切替は年会費差125,400円を回収できるかが判断基準です。

3回目以降35米ドル(約5,250円)は妥当か

1回35米ドル、約5,250円という料金が妥当かどうかは、ラウンジでの過ごし方によって判断が分かれます。

空港のラウンジでは、食事・ドリンク・Wi-Fi・シャワー設備・静かな空間がすべて含まれます。空港のレストランで食事をすると2,000〜3,000円かかり、コーヒーショップで時間を過ごすとさらに1,000円ほど追加されます。

個人的には、出発前に2時間以上の余裕がある場合は35米ドル払う価値があると感じます。ラウンジでゆっくり食事をしてシャワーを浴びると、長時間フライトの疲れ方が変わってきます。

一方で、空港ではファストフードで素早く済ませる派の方には割高に感じる金額です。ラウンジの価値は「移動の時間を快適にする」ことなので、ゆったり過ごす時間を作りたい方ほど費用対効果が高くなります。

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスの申し込み方法

アメックスゴールドプリファードを発行しただけでは、プライオリティパスは自動的に使えません。本会員も家族カード会員も、それぞれ別途登録手続きが必要です。発行までに4〜6週間かかるため、旅行前は余裕をもって動きます。

本会員の登録手順(4〜6週間で発行)

本会員のプライオリティパス登録は、アメックス公式サイトのオンラインサービスから行います。手順は以下の通りです。

  1. アメックス会員専用ページ「特典の一覧」にアクセス
  2. 「プライオリティパス」を選択して「登録する」をタップ
  3. 住所・氏名(パスポート表記と一致)・メールアドレス・会員番号を入力
  4. プライオリティパス社からメールが届くので、会員番号とウェブ認証コードを控える
  5. prioritypass.comでアカウント登録を完了
  6. プライオリティパス公式アプリをダウンロード、デジタル会員証を保存

注意点として、必ずアメックス公式サイト経由で登録します。プライオリティパス公式サイトから直接登録すると、アメックス特典の無料適用が受けられず通常の会員費(99米ドル〜)が発生してしまいます。

登録から発行までは4〜6週間かかるため、旅行が決まったら1.5ヶ月前までに登録を済ませるのが安全です。直前の申し込みでは間に合わないリスクがあります。

家族カードの登録手順

家族カード会員のプライオリティパス登録は、本会員とは別に家族カード会員自身が手続きを行います。

家族カード番号とセキュリティコードを使い、家族カード会員専用のマイアカウントを作成するところから始めます。

登録手順は本会員とほぼ同じですが、メールアドレスは本会員と異なるものを使う必要があります。共有メールアドレスは登録できないので、家族それぞれが個別のメールアドレスを用意します。

家族カードの発行も4〜6週間かかります。

家族と同時に旅行する予定がある場合、本会員のカード発行と並行して家族カードも早めに登録しておくとよいです。

ラウンジ利用時の流れ

実際にラウンジを利用する当日の流れは、以下の3ステップで完結します。

  1. ラウンジ受付で「プライオリティパス利用」と申告する
  2. デジタル会員証(スマートフォン画面)と当日の搭乗券を提示する
  3. 入室する(ラウンジによってはパスポートも要確認)

注意したいのは、デジタル会員証はスマートフォンでしか表示できない点です。

スマホのバッテリーが切れると入室できなくなります。海外旅行中はモバイルバッテリーを持ち歩く、あるいはデジタル会員証のスクリーンショットを保存しておくと安心です。

年2回の枠を超えて利用すると、後日カードに35米ドルが請求されます。ラウンジで現金を支払う必要はありません。

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスに関するQ&A

プライオリティパスは自動付帯ですぐ使えますか?

自動付帯ではなく、事前登録が必須です。

アメックスゴールドプリファードを受け取った後、アメックス会員ページから別途登録手続きを行います。登録から発行までは4〜6週間かかります。

「年2回まで無料」はいつからいつまでカウントされますか?

登録日を起算日として1年間が対象期間です。

プライオリティパス公式アプリで「カード有効期間開始日」を確認できます。暦年(1月から12月まで)ではない点に注意してください。

プライオリティパスはいつ届きますか?

申し込みから4〜6週間で発行されます。直前の申し込みでは旅行に間に合わないリスクがあるため、旅行が決まったら1.5ヶ月前までに登録するのがおすすめです。

過去にプライオリティパス特典の改悪はありましたか?

2026年4月時点の仕様は、年2回無料・3回目以降35米ドル・同伴者料金35米ドルです。

仕様変更がある場合はアメックス公式から告知されます。最新の特典内容は公式サイトでも確認できます。

レストラン特典(成田の「ぼてぢゅう」など)で使えますか?

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスは空港ラウンジ専用の契約なので、レストラン特典は対象外です。

「ぼてぢゅう」などで提供される3,400円相当の無料サービスは、契約内容が異なる他のクレジットカード発行のプライオリティパスでのみ使えます。

子供のラウンジ利用に年齢制限はありますか?

ラウンジによって異なります。

一般的には2歳未満は無料、それ以上の年齢は同伴者扱いで1名35米ドルが発生する傾向です。一部のラウンジでは21歳未満に保護者同伴を求めるケースもあるため、利用予定のラウンジは事前確認が安心です。

まとめ:アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスを最大活用するために

アメックスゴールドプリファードのプライオリティパスは、家族カードを組み合わせれば本来の年2回から年最大6回まで広げられる主力特典です。年会費39,600円の中で実質的な負担を大きく下げてくれます。

結局どう使えばいいのかを整理すると、年1〜2回旅行する方は本会員の枠だけで十分、年3回以上の方は家族カード追加かプラチナへの切替が選択肢です。

3回目以降の35米ドルは空港レストラン1回分と同等水準なので、必要なときだけ払う運用も現実的です。

申し込みから発行までは4〜6週間かかります。旅行のタイミングに間に合わせるには、最低でも1.5ヶ月前までに登録を済ませておくのがおすすめです。

家族カードもあわせて発行する場合は、家族それぞれの登録も同じタイミングで進めます。

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