プライオリティパスを最安で持てるクレジットカードは?無料で持てる?おすすめのクレカを安い順に紹介

プライオリティパス最安はどれ?

プライオリティパスを最安で持ちたいとき、まず候補に挙がるのが年会費11,000円の楽天プレミアムカードです。

ただ2025年1月の改定で利用回数が年5回に上限化されたため「最安=楽天プレミアム」という従来の答えは揺らいでいます。

代わりに浮上したのが、年会費33,000円が初年度無料になるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。

プライオリティパス最上位のプレステージ会員(公式単体購入なら年469米ドル相当)が、初年度に限り実質0円で手に入ります。

この記事では、プライオリティパスを最安で持てるクレジットカードを安い順に10枚紹介します。初年度の最安と継続して持つときの最安を分けて整理し、年数回しか使わない人向けの「都度払い」という選択肢にも触れます。

この記事の要約
  • プライオリティパス最安は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」(初年度年会費無料)
  • 通常年会費33,000円が初年度無料になり、プレステージ会員(公式単体購入なら469米ドル相当)を1年間タダで使える
  • 2年目以降も持ち続けるなら「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」(年22,000円・プレステージ無制限)が現実解
  • 年会費だけなら「楽天プレミアムカード」(11,000円)が最安だが、2025年1月から年5回上限化されたため対象者は限られる
  • 年数回しか使わない人はプライオリティパス公式の単体購入(スタンダード99米ドル・プレステージ469米ドル)の方が安く済むケースもある
目次

プライオリティパスを最安で持つには「セゾンプラチナビジネス」を保有

プライオリティパスを最安で持つ正解は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード一択です。

セゾンプラチナビジネス
項目内容
カード名セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
通常年会費33,000円
初年度年会費無料
プライオリティパス会員ランクプレステージ(最上位)
利用回数無制限
同伴者料金1名4,400円
空港レストラン特典あり(本人無料)
申込対象個人事業主・副業実態のある会社員も申込可

理由はシンプルで、通常33,000円の年会費が初年度に限り無料になり、プライオリティパスの最上位グレードであるプレステージ会員が1年間まるごと使えるからです。

プレステージ会員を公式サイトで単体購入すると年469米ドル(為替によるが7万円台前半)かかります。それが初年度0円で手に入る組み合わせは、現在のクレジットカード市場でこのカードだけです。

セゾンプラチナビジネスはプライオリティパス付帯だが初年度年会費無料

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの最大の強みは、初年度年会費が無料という点です。

通常の年会費は33,000円ですが、初年度に限り0円で持てます。2年目以降は通常通り33,000円が発生する仕組みです。

そして、このカードに付帯するプライオリティパスは「プレステージ会員」というランクです。プレステージは世界1,700カ所以上のラウンジを利用回数無制限で使える最上位グレードで、公式単体購入だと年469米ドルかかります。

プライオリティパスのランク

つまり、初年度はカード年会費0円+プレステージ会員0円という組み合わせが成立します。1年だけ持って解約しても、プレステージ会員を1年タダで使い切れるという意味です。

同伴者を連れていく場合は1名あたり4,400円かかります。プライオリティパス標準の同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)と比べてやや安く、ファミリーや出張先での接待でも使いやすい金額です。

空港レストラン特典(プライオリティパス加盟レストランで本人無料)も継続中です。羽田や成田の対象レストランで、本人1人分の食事が無料です。

申込資格は「ビジネス」という名前がつくものの、法人代表者だけが対象ではありません。個人事業主・副業実態のある会社員も申込可能で、屋号や開業届の有無を厳密に問われるわけでもないとされています。完全な給与所得のみの会社員は厳しい場合もあるので、自分の状況に合わせて検討してください。

ただし、家族カードへのプライオリティパス付帯はありません。家族と共有したい場合は後述する三菱UFJプラチナ・アメックスかUCプラチナを検討する流れです。

継続してプライオリティパス付帯のクレカを最安で持つなら三菱UFJプラチナ・アメックス

2年目以降の33,000円が気になる人や、最初から継続前提でカードを選びたい人にとっての最安解は、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードです。

年会費は22,000円で、プライオリティパスはセゾンプラチナビジネスと同じプレステージ会員(無制限)が付帯します。同じ「プレステージ無制限」という条件を維持できる中では、現在の市場でもっとも安い1枚です。

家族カード1枚目が無料で、その家族カードにもプライオリティパス・プレステージが付きます。夫婦やパートナーと一緒に空港ラウンジを使いたい層にはとくに刺さる仕様です。

運用イメージとしては、初年度はセゾンプラチナビジネスで0円スタート、1年使ってみて「PPプレステージは欲しいけど33,000円は高い」と感じたら三菱UFJプラチナアメックスへ乗り換える流れがもっとも合理的です。

もう一つの選択肢として、年5回までしかラウンジを使わない人なら楽天プレミアムカード(年会費11,000円)も継続最安の候補に残ります。ただし2025年1月の改定でプライオリティパスの利用上限が年5回になり、空港レストラン特典も使えなくなった点には注意してください。

【安い順】プライオリティパスが付帯するクレジットカードおすすめランキング

ここからはプライオリティパスが付帯する主要なクレジットカード10枚を「2年目以降の年会費が安い順」に並べて紹介します。初年度の最安はセゾンプラチナビジネスなので、特別1位として先頭に置き、その後は通常年会費の昇順に整理します。

カード名年会費会員ランク利用回数同伴者空港レストラン
セゾンプラチナビジネス33,000円
初年度無料
プレステージ無制限4,400円あり
楽天プレミアムカード11,000円スタンダード年5回35米ドルなし
UCプラチナカード16,500円スタンダード年6回35米ドルなし
三菱UFJプラチナアメックス22,000円プレステージ無制限35米ドルなし
apollostation THE PLATINUM22,000円プレステージ年30回4,400円あり
ダイナースクラブカード24,200円スタンダードプラス相当年10回35米ドルなし
JCBプラチナ27,500円プレステージ無制限2,200円なし
アメックスゴールドプリファード39,600円スタンダード相当年2回35米ドルなし
ラグジュアリーカード チタン55,000円プレステージ無制限35米ドルあり
アメックスプラチナ165,000円プレステージ無制限1名無料なし

1位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード【初年度、最安】

セゾンプラチナビジネス
項目内容
カード名セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
通常年会費33,000円
初年度年会費無料
プライオリティパス会員ランクプレステージ(最上位)
利用回数無制限
同伴者料金1名4,400円
空港レストラン特典あり(本人無料)
申込対象個人事業主・副業実態のある会社員も申込可

初年度に限れば、プライオリティパスを最も安く持てるのはセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。

通常年会費33,000円が初年度0円で、プライオリティパスは最上位のプレステージ会員。利用回数は無制限で、世界1,700カ所以上のラウンジで使えます。

同伴者料金は1名4,400円と、プライオリティパス標準の35米ドル(およそ5,500円)よりやや安い設定です。空港レストラン特典も継続しており、加盟店で本人1人なら食事1回分が無料で済みます。

申込資格は「ビジネス」と名前がつきますが、個人事業主・副業実態のある会社員でも通る運用です。屋号なしでも申込み自体は可能で、給与所得に副業収入を合わせる形で申し込んでいる層が中心です。

ただし、家族カードにはプライオリティパスが付帯しません。家族と一緒にラウンジを使う前提なら他のカードを検討してください。

2位:楽天プレミアムカード【年5回まででOKなら継続最安】

楽天プレミアムカード
項目内容
カード名楽天プレミアムカード
通常年会費11,000円
初年度年会費11,000円(初年度から発生)
プライオリティパス会員ランクスタンダード相当
利用回数年5回(2025年1月改定)
同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)
空港レストラン特典なし(2025年1月廃止)

年会費だけで見れば11,000円の楽天プレミアムカードがプライオリティパス付帯カードの最安です。

ただし2025年1月2日からプライオリティパスの利用回数が「年5回まで無料」に上限化されました。6回目以降は1回あたり35米ドル(およそ5,500円)が発生します。

付帯ランクはプレステージではなくスタンダード相当で、空港レストラン特典も同じく2025年1月の改定で利用不可です。同伴者料金も35米ドルです。

「年5回以下しかラウンジを使わない」「同伴者なし」「空港レストランは使わない」という条件が揃う人にとっては、いまでも継続最安の候補です。年6回以上使うなら次に挙げる三菱UFJプラチナ・アメックスのほうがトータルコストで上回ります。

3位:UCプラチナカード

UCプラチナカード
項目内容
カード名UCプラチナカード
通常年会費16,500円
初年度年会費16,500円
プライオリティパス会員ランクスタンダード相当
利用回数年6回
同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)
空港レストラン特典なし

UCプラチナカードは年会費16,500円という、プラチナクラスでは数少ない2万円以下の選択肢です。

プライオリティパスは年6回まで無料で利用でき、ランクはスタンダード相当。同伴者料金は35米ドルです。

年5回上限の楽天プレミアムよりも1回分多く使える点が地味な強みですが、プレステージ無制限の三菱UFJプラチナ・アメックスとの差を考えると、ラウンジヘビーユーザー向けではありません。「年6回程度で十分・コンシェルジュなどプラチナ系サービスも体験したい」というユーザー向けです。

4位:三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード【継続して持つ場合、最安】

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
項目内容
カード名三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
通常年会費22,000円
初年度年会費22,000円
プライオリティパス会員ランクプレステージ
利用回数無制限
同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)
空港レストラン特典なし
家族カード1枚目無料・プライオリティパス付帯あり

継続前提で「プレステージ無制限」を最安で維持したいなら三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードです。

年会費は22,000円で、付帯プライオリティパスはプレステージ。利用回数は無制限で、世界中のラウンジを上限なしで使えます。

このカードの強みは家族カードに1枚目無料でプライオリティパスが付帯することです。本会員と家族会員それぞれにプレステージが配られるイメージで、夫婦やパートナーで使いたい層にとっては実質コスト最安の選択肢です。

ただし、同伴者料金は35米ドル(およそ5,500円)で、空港レストラン特典は使えません。「家族会員それぞれが本人として使う」前提なら強いが、「同伴者として連れていく」想定なら他カードのほうが向くケースもあります。

5位:apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード

項目内容
カード名apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード
通常年会費22,000円
初年度年会費22,000円
プライオリティパス会員ランクプレステージ
利用回数年30回(2025年11月改定)
同伴者料金1名4,400円
空港レストラン特典あり(本人無料)

apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費22,000円でプレステージ会員が付帯する数少ない1枚です。

利用回数は2025年11月の改定で「年30回まで」に変更されました。改定前は無制限だっただけに改悪の影響は出ているものの、一般的な使い方であれば30回で足ります。

同伴者料金は1名4,400円で、セゾンプラチナビジネスと同じ料金です。空港レストラン特典もまだ生きているため、加盟店で食事1回分を無料で済ませられます。これは三菱UFJプラチナ・アメックスでは使えない強みです。

同じ22,000円でも「空港レストラン込みのapollostation」と「家族カード強化の三菱UFJ」で性格が真逆なので、自分の使い方で選んでください。

6位:ダイナースクラブカード

項目内容
カード名ダイナースクラブカード
通常年会費24,200円
初年度年会費24,200円
プライオリティパス会員ランクスタンダード・プラス相当
利用回数年10回
同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)
空港レストラン特典2025年4月から国内利用不可

ダイナースクラブカードは年会費24,200円で、プライオリティパスは年10回まで無料で付帯します。スタンダード・プラス相当の扱いです。

強みはプライオリティパスとは別系統の「ダイナース国内ラウンジ網」が併用できる点です。プライオリティパスの提携空港でカバーされない国内空港でも、ダイナース独自のラウンジを使い分けられます。

同伴者料金は35米ドルで、空港レストラン特典は2025年4月から国内利用不可になりました。プライオリティパス単体の強さよりも「ダイナースのステータス+PPおまけ」という位置づけで持つカードです。

7位:JCBプラチナ

項目内容
カード名JCBプラチナ
通常年会費27,500円
初年度年会費27,500円
プライオリティパス会員ランクプレステージ
利用回数無制限
同伴者料金1名2,200円
空港レストラン特典なし

JCBプラチナは年会費27,500円で、プライオリティパスはプレステージ会員・無制限という、ハイグレード仕様です。

特筆すべきは同伴者料金で、1名あたり2,200円とプライオリティパス付帯カードの中でもっとも安く設定されています。35米ドル組(およそ5,500円)と比べて1回ごとに3,000円以上安くなる計算です。

同伴者を年5回連れていけば、35米ドル組よりおよそ16,500円安く済みます。同伴者ありきで使う人にとっては、年会費の差をかなり相殺してくれる存在です。

ただし、空港レストラン特典は対象外です。ラウンジ利用+同伴者料金重視で選ぶカードと割り切ってください。

8位:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメックスゴールドプリファード
項目内容
カード名アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
通常年会費39,600円
初年度年会費39,600円
プライオリティパス会員ランクスタンダード相当
利用回数年2回
同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)
空港レストラン特典なし

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは年会費39,600円で、プライオリティパスは年2回まで無料という、回数制限がもっとも厳しい部類のカードです。3回目以降は1回35米ドルが課金されます。

同伴者料金も35米ドルで、空港レストラン特典は対象外。プライオリティパス単体の特典としては、年2回という制限があるためコスパは高くありません。

ただ、このカードはメンバーシップ・リワード(ANA・JALマイル等への交換)と年1回のフリーステイギフト(無料宿泊券)の方が年会費を相殺する価値が大きく、別軸で年会費を取り戻す設計です。

プライオリティパスを最安で取りたいだけならランキング外で、マイラー・ホテラー向けの選択肢として位置づけてください。

9位:ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card

項目内容
カード名ラグジュアリーカード Mastercard Titanium Card
通常年会費55,000円
初年度年会費55,000円
プライオリティパス会員ランクプレステージ
利用回数無制限
同伴者料金35米ドル(およそ5,500円)
空港レストラン特典あり(本人無料)
家族カード16,500円・プライオリティパス付帯あり

ラグジュアリーカードのチタンは年会費55,000円で、金属製のメタルカードという物理的なステータス性が特徴です。

プライオリティパスはプレステージ・無制限。家族カードは16,500円で発行でき、家族カードにもプレステージが付きます。本会員と家族会員それぞれにプレステージが配られる点では三菱UFJプラチナ・アメックスと近い構造です。

空港レストラン特典も対象なので、加盟店での食事も含めてフル活用したい層には向きます。

ただし、年会費55,000円という水準は「プライオリティパスを最安で持つ」という観点からは外れます。ホテル特典・コンシェルジュ・メタルカードのステータス込みで判断するカードです。

10位:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

項目内容
カード名アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
通常年会費165,000円
初年度年会費165,000円
プライオリティパス会員ランクプレステージ
利用回数無制限
同伴者料金1名無料
空港レストラン特典なし
家族カード4枚まで無料・プライオリティパス付帯あり

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、プライオリティパス付帯カードの中で年会費がもっとも高額な1枚です。年会費は165,000円です。

プライオリティパスはプレステージ・無制限で、同伴者1名が無料という特典が他カードと大きく異なります。家族カードは4枚まで無料で、家族会員にもプライオリティパス・プレステージが付帯します。

「同伴者を年10回以上連れていく」「家族3〜4人でラウンジを共有する」前提なら、同伴者料金35米ドルが浮く分でかなり相殺できる計算です。

それでも年会費は165,000円と高額なので、「プライオリティパスを最安で持ちたい」という今回のテーマからは外れます。コンシェルジュ・ホテル特典・空港送迎などプライオリティパス以外の特典込みで判断するカードと割り切ってください。

プライオリティパス付帯のクレカをお得に済ませる際の注意点

プライオリティパス付帯クレカは「年会費の安さだけ」で選ぶと、後で「使いたいときに使えなかった」となるパターンが起こりやすい領域です。とくに2024年以降、プライオリティパスは付帯条件が縮小方向に動いているため、選び方に注意点が2つあります。

クレジットカードによってプライオリティパスのルールが全然違う

同じ「プライオリティパス付帯」と書かれていても、カード会社ごとに独自の上限やルールが設定されています。利用回数・同伴者料金・空港レストラン可否の3つを横並びで見ないと、本当の「お得さ」は判断できません。

利用回数

2024年以降、楽天プレミアムが年5回・apollostation THE PLATINUMが年30回と、無制限から段階的に上限が設けられる流れです。今後も同じ方向の改定が続くおそれもあるため、「無制限」を維持しているカードを選ぶほうが安心です。

たとえば同伴者を年5回連れていく場合、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(4,400円×5回=22,000円)と35米ドル組(およそ5,500円×5回=27,500円)で年5,500円程度の差です。JCBプラチナ(2,200円×5回=11,000円)まで下がると、年会費との損益分岐がさらに変わってきます。

同伴者

同伴者ありで頻繁に使う想定なら、JCBプラチナの2,200円かアメックスプラチナの「1名無料」が現実的な選択肢です。

たとえば年会費22,000円の三菱UFJプラチナ・アメックスとapollostation THE PLATINUMは、同じ価格帯でも空港レストラン特典の有無で実質価値が変わります。「ラウンジは混んでいて使いにくい・食事を済ませたい」という層なら、空港レストラン対応のカードを優先する判断もあります。

年数回の利用なら都度払いのほうが安く済むケースもある

「プライオリティパス最安カードはどれか」という議論の前に、そもそも「カードで持つべきか」を一度問い直したほうがいいケースもあります。

プライオリティパスは公式サイトで単体購入もできます。会員ランクと料金は3種類です。

会員ランク年会費ラウンジ利用料
スタンダード99米ドル1回35米ドル
スタンダード・プラス329米ドル年10回まで無料、以降35米ドル
プレステージ469米ドル無制限

たとえば、年1〜2回しか海外旅行に行かない人の場合、スタンダード会員(99米ドル=およそ15,500円)に年1回ラウンジ利用(35米ドル=およそ5,500円)を組み合わせて、合計21,000円程度で済みます。

楽天プレミアムカード(年会費11,000円)よりは高くつきますが、空港ラウンジ目的だけのためにクレジットカードを新規発行する手間を考えると、選択肢として残しておく価値があります。

逆に、年6回以上ラウンジを使う見込みがあるなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの初年度無料がもっとも合理的です。「年何回使うか」をまず見積もり、その答えで都度払いとカード付帯のどちらに振るかを判断してください。

プライオリティパスをお得に持てるクレカまとめ

プライオリティパスを最安で手に入れる選択肢は、目的別に3つに整理できます。

目的最安カード年会費
初年度の最安セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード初年度無料
継続して持つ最安(プレステージ無制限)三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円
年会費だけの最安(年5回まで)楽天プレミアムカード11,000円

もっとも合理的なのは、まず初年度無料でセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持ち、1年間プレステージ会員を使い切ること。その後、ラウンジヘビーユーザーならそのまま継続、年会費を抑えたいなら三菱UFJプラチナ・アメックスに乗り換える流れです。

プライオリティパス周りはここ数年、楽天プレミアムの年5回上限化やapollostation THE PLATINUMの年30回上限化など、改悪方向の改定が連続しています。「初年度無料でプレステージ無制限」という今のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの条件も、いつまで続くかは保証できません。

迷っている人ほど、まず初年度0円のリスクゼロでプレステージを試してみてください。合えば継続、合わなければ1年で解約しても損はしない、というのがいまの最適解です。

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