ヒルトンアメックス徹底解剖!プレミアムと一般どっちを選ぶべき?特典・年会費のコスパなども実体験を元に忖度なしで大公開

ヒルトンとアメックスが提携して発行しているヒルトンアメックスは、ヒルトン系列のホテルを利用したい人はもちろん、ざっくりホテルにお得に宿泊できるカードを探している人にもピッタリのクレジットカードです。

その理由は、ヒルトンアメックスを保有するだけでヒルトンの上級会員になれたり、無料宿泊特典をもらえて1泊25万円を超えるホテルにも泊まれたり、年会費以上の価値を簡単に出すことができ、誇張なしに発行しないほうが損と言えるカードだからです。

実際に私は、最近無料宿泊特典を利用してイタリアのコモ湖にある「Grand Hotel Victoria Concept & Spa」に宿泊してきましたが、通常だと1泊25万円を超える部屋であり、これだけで年会費数年分の恩恵を得ました。

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この記事では、実際にヒルトンアメックスを4年ほど活用した実体験をもとに、スペックと特典の中身、一般とプレミアムの選び方まで解説します。

今、旅行・マイル系クレカを持つなら…

今、旅行・マイル系クレカを持つなら人気沸騰中の「アメックスゴールドプリファード」がおすすめです。

ホテル系クレジットカードで人気のアメックスゴールド

その理由は、入会特典の豪華さマイル系クレカとして優秀さの2軸が強いためです。

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アメックスゴールドプリファードは入会特典として合計120,000マイル相当のポイントがもらえる入会キャンペーンを開催中です。

半年前の入会特典は合計65,000マイル相当のポイントであったため、おおよそ2倍もらえるタイミングです。

120,000マイルは、マイル還元率が1.0%のクレカで1,200万円のカード決済分に相当するため、一気にマイルが貯まると言っても過言ではありません。

マイル系クレカとして優秀(タップで開く)

アメックスゴールドプリファードで貯めたポイントは、ANAをはじめ13社のマイルに交換可能です。

またポイント還元率が1.0%と高いため、例えばANAで言うとANAカードと基本的なマイル還元率は同じです。

ちなみに13社というのはマリオットボンヴォイアメックスに次いで多く、数あるクレジットカードの中でも着実にマイル系クレカとして認知されてきています。

日本人はANAやJALのマイルを貯めがちですが、外資系の航空会社のマイルを攻略すると、非常にお得になります。

例えば、同じ目的地で必要マイル数が同じでも、諸税が数万円変わることもあります(外資の航空会社は燃油サーチャージがないケースがあるため)

なので、目的地を決めた後で「どのマイルを使うのがお得か」を調べた上で、アメックスゴールドプリファードで貯めたポイントをマイルに交換すればいいため、勝ちが確定している後出しジャンケンと同じです。

ここでは多くは解説できないですが、アメックスゴールドプリファードで貯めたポイントで交換できるマイルは使いやすいラインナップであり、私自身も実際に以下のようにいくつかの航空会社のマイルに交換してお得に旅行しています。

年会費は39,600円ですが、年間200万円のカード決済で1泊30,000円ほどのホテルに宿泊できる無料宿泊特典や、スタバやレストランで20%オフになる特典があるため、年会費をペイすることは難しくありません。

入会キャンペーンが豪華なタイミングかつ、旅行・マイル系クレカとして優秀かつおすすめであるため、2026年9月現在でアメックスゴールドプリファードは特におすすめです。

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アメックスゴールドプリファードのメリットについては、以下の記事で実体験を交えて解説しています。

目次

ヒルトンアメックスの基本スペック

項目一般プレミアム
券面デザイン
年会費16,500円66,000円
家族カード6,600円
※1枚無料
13,200円
※3枚無料
ポイント還元率2.0%3.0%
マイル還元率0.2%0.3%
ヒルトン
ステータス
ゴールドゴールド
※年200万円決済でダイヤ
無料宿泊特典1泊
※年150万円決済必須
2泊
※2泊目は年300万円決済必須
空港ラウンジ国内主要空港+ハワイ
手荷物無料宅配スーツケース1個無料配送
空港クローク無料
国内旅行保険最高2,000万円最高5,000万円
海外旅行保険最高3,000万円最高1億円
ショッピング
プロテクション
最高200万円最高500万円
オンライン
プロテクション
あり
キャンセル
プロテクション
なし10万円まで
リターン
プロテクション
なし最高3万円
スマホ補償なし最高3万円
ヒルトンアメックス一般とプレミアムのスペック表

年会費

ヒルトンアメックスの年会費は、それぞれ以下の通りです。

  • 一般カード:16,500円(家族カード:6,600円)
  • プレミアムカード:66,000円(家族カード:13,200円)

一般カードは家族カードが1枚無料であり、プレミアムカードは3枚まで無料です。

ETCカードは年会費無料ですが、新規発行手数料が1枚につき935円かかります。

年会費だけ見ると高く感じかもしれませんが、どちらのカードもコスパはとてもいいお得なカードであり、特典を活用したら年会費以上の価値を生み出すことは簡単です。

初年度の年会費が無料になる等のキャンペーンはない状況ですが、入会特典があるため初年度はとくに年会費分を回収できないというケースにはなりづらいです。

ポイント還元率

ヒルトンアメックスの基本的なポイント還元率は、それぞれ以下の通りです。

  • 一般カード:2.0%
  • プレミアムカード:3.0%

カード決済で貯まるポイントはアメックスのポイントではなく、ヒルトンのポイントが直接貯まる仕組みになっています。

ヒルトンのポイント自体は、ヒルトンで利用する以外にもマイル等の交換先がありますが、交換レートを加味すると、ヒルトンのホテル宿泊で使うのがもっともお得であり、基本的にはヒルトンで利用する前提で考えておいたほうがいい仕様です。

ちなみにヒルトンポイントをヒルトン系列のホテル宿泊等で利用する際の価値ですが、おおよそ1ポイント=0.5〜0.8円ほどであるため、実質的なポイント還元率は、一般カードで1.0〜1.6%ほどであり、プレミアムカードで1.5%〜2.4%です。

クレジットカードのポイント還元率は1.0%あれば高還元率といわれるため、ヒルトンアメックスにおいては一般カードでもプレミアムカードでも高還元率と言えます。

また、ヒルトン系列の直営施設ではポイント還元率がそれぞれ3.0%、7.0%に上がるため、ヒルトンでヒルトンアメックスを利用するとかなりポイントが貯まりやすいです。

逆に、以下のような支払いでは、通常の付与率が半分になってしまいます。

  • 水道・電気・ガスの支払い
  • 国税や都道府県税、市民税などの税金
  • 国民年金保険料や特許申請料、Yahoo!公金支払い
  • Amazon Payやd払い、au PAYなどのキャッシュレス決済
  • 病院での支払い
  • 郵便局(Webの決済も含む)

ヒルトンアメックスに限らず、クレジットカードでは上記のような支払いでポイント還元率が下がるケースが多いため、国税や公共料金の支払いにクレジットカードを使って支払いたい人は要注意です。

ポイントの使い道

カード会社によってはカード決済で貯めたポイントを色々なものやポイントに交換できたり、支払いに充当できたりします。

ヒルトンアメックスで貯めたポイントもホテルに使う以外に、マイルへの交換やAmazonでの買い物、限定イベント体験などの使い道があります。

しかし、ヒルトンで使う以外は基本的におすすめできません。

ヒルトン宿泊では1ポイント=0.5〜0.8円で使えるのに対し、例えばマイル交換では1ポイント=0.2円ほどまで落ちるためです。

ポイントの汎用性が低いことはデメリットであるため、ヒルトンのポイントを貯めたくない場合には、特典が得られる決済額までは決済して、あとは別のカードを活用する等の工夫をおすすめします。

補償関連(海外旅行保険やプロテクション)

アメックスは保険・プロテクションが手厚いカードが多く、ヒルトンアメックスにも旅行保険とプロテクションが付帯します。

海外旅行保険

海外旅行傷害保険の補償額は以下の通りです。

補償項目一般プレミアム
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円最高1億円
傷害治療費用最高100万円最高300万円
疾病治療費用最高100万円最高300万円
賠償責任最高3,000万円最高4,000万円
救援者費用最高200万円最高400万円
航空便遅延費用あり
海外旅行傷害保険・本会員の金額。参考:アメリカン・エキスプレス 規定集

ここで最も注意したいのが、どちらのカードも保険が利用付帯である点です。日本を出発する前に、航空券やパッケージツアーの代金をヒルトンアメックスで支払っていないと、保険そのものが適用されません。

カードを持っているだけでは補償されないため、旅行を予約するときの決済カードを間違えないようにしてください。

なお、以前は携行品損害の補償も付いていましたが、2026年7月1日をもって廃止されました。

プロテクション

各種プロテクションは以下のとおりです。

項目一般プレミアム
ショッピングプロテクション200万円500万円
オンラインプロテクション
キャンセルプロテクション上限10万円
リターンプロテクション上限3万円
スマホプロテクション上限3万円
  • オンライン・プロテクション
    ネット通販・その他オンラインでの決済で不正利用があった場合の損害を補償
  • キャンセル・プロテクション
    急な出張や突然の病気・ケガで旅行やコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用などの損害を補償
  • リターン・プロテクション
    購入した商品で、正常に機能する商品を返品する際に購入店が返品を拒否した場合に補償
  • ショッピング・プロテクション
    購入した商品が、偶然の事故によって壊れて使えなくなった場合に(購入から90日以内)購入代金の一部を補償
  • スマートフォン・プロテクション
    スマートフォンが破損した際の修理等の費用を補償

一般カードで使えるのは、ショッピング・プロテクションとオンライン・プロテクションの2つだけであり、残りの3つはプレミアムカード限定なので、プロテクション目当てなら一般カードは選択肢に入りません。

ヒルトンアメックスの特典

ヒルトンアメックスは、ヒルトンとアメックスが提携して発行されているカードであるため、ヒルトンの特典とアメックスの特典の2種類で考えると、特典の内容が理解しやすいです。

項目一般カードプレミアム
ヒルトン無料宿泊特典 1泊
年150万円が必須
最大2泊
年300万円決済で1泊追加
ゴールド会員
ダイヤモンド会員
年200万円決済
客室の無料アップグレード
客室無料インターネット
モバイルチェックイン
エリート専用予約ライン
ウェルカムギフト
AMEX空港ラウンジ特典
スマートフォン・プロテクション
スーツケースの無料宅配
エアポート送迎サービス
航空便遅延費用補償
オーバーシーズ・アシスト
キャンセル・プロテクション
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション
ショッピング・プロテクション
カード紛失・盗難の場合の緊急再発行
エンターテインメント&ショッピング
チケット・アクセス
参考:ヒルトン・オナーズ 会員特典

無料宿泊特典(ウィークエンド無料宿泊特典)

ヒルトンアメックスは毎年カード継続すると無料宿泊特典(ウィークエンド無料宿泊特典)を獲得できます。

それぞれのカードで無料宿泊特典には獲得条件があります。

ヒルトンアメックスの無料宿泊特典の獲得条件
カード年会費無料宿泊の獲得条件
ヒルトンアメックス(一般)16,500円年間150万円利用+カード更新で1泊
ヒルトンアメックスプレミアム66,000円カード更新で1泊/年間300万円利用で2泊目

ヒルトンアメックスの無料宿泊特典は、世界中のヒルトン系列のホテルで利用できるため(対象外ホテルはこちら)、空きさえあれば1泊20万円を超えるようなホテルでも使えます。

国内で言うと、ヒルトン系列で最高峰クラスであるコンラッドやROKU KYOTOにも無料宿泊できます。

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宿泊できるのは金・土、日の週末のみであり、有効期限は付与後から1年間であるため、気になるホテルがあればできる限り早めに予約することをおすすめします。

人気ホテルの週末は3ヶ月前でも埋まっていることがあり、行き先を先に決めてから電話すると希望日が取れないことも多いので、私は逆の順番にしていて、まず電話で空いている日程を確認し、取れた日程に合わせて旅行の予定を組むことが多いです。

実際に無料宿泊特典を活用している様子

私の場合、無料宿泊特典は「普段なら自腹で予約しない価格帯のホテル」に充てるようにしており、直近で使ったのが、イタリア・コモ湖の「Grand Hotel Victoria Concept & Spa」と屋久島にある「Sankara Hotel&Spa 屋久島」です。

ヒルトンアメックスの無料宿泊特典の利用履歴
2026年分の無料宿泊特典の利用履歴

通常料金だと1泊25万円を超える部屋と1泊7万円ほどの部屋だったため、無料宿泊特典だけでヒルトンアメックスの年会費を大きく上回りました。

ステータス付与

ヒルトンアメックスは保有するだけで会員ステータスが付与されます。

  • 一般カード:ゴールド会員
  • プレミアム:ゴールド会員(年200万円決済でダイヤモンド)

ヒルトンの会員ランクごとの特典は以下の通りです。

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特典メンバーシルバーゴールドダイヤモンドダイヤモンドリザーブ
会員専用割引保証
無料宿泊につながるポイントと
エリートボーナスポイントの加算
+20%+80%+100%+120%
特典交換時のリゾート料金不要
デジタルチェックイン&客室の選択
Digital Key(デジタルキー)
客室内およびロビーでのWi-Fiスタンダードスタンダードスタンダードプレミアムプレミアム
2人目のお客様宿泊無料
レイト・チェックアウト16時まで保証
ポイントを家族でシェア
スタンダード客室5泊目無料
ボトルウォーター2本
エリート会員特典の繰越
お部屋のアップグレード
※空室状況による
客室タイプ
エグゼクティブまで
客室タイプ
1ベッドルームスイートまで
最上のアップグレード
すべてのホテルでの朝食無料
無料のウィークエンドボーナス
エグゼクティブラウンジの利用
ダイヤモンド会員資格の延長
48時間客室保証
エリート会員資格の譲渡
専用カスタマーサービス

ゴールド会員では、朝食無料や客室のアップグレード、レイトチェックアウトなどが目玉です。

例えば、朝食で言うとヒルトンの朝食は1人3,000円以上するケースが多いので、2名で宿泊したら1回の滞在で6,000円以上も得できます。

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ヒルトン系列のホテルの朝食
ヒルトン系列のホテルの朝食
ヒルトン系列のホテルの朝食
ヒルトン系列のホテルの朝食
ヒルトン系列のホテルの朝食

ダイヤモンド会員では、ゴールド会員の特典に加えてエグゼクティブラウンジを利用できるのが魅力です。

また客室のアップグレードも、ホテルによってはスイートルームまで対象になります。

エグゼクティブラウンジでは、時間ごとにアフタヌーンティーやカクテルタイムなどがあり、ソフトドリンクやアルコール、お菓子や軽食まで楽しめます。

スタンダードの部屋を予約している状態からスイートルームにアップしてもらえたら、それだけで10万円以上の差になるケースも十分あり得ます。

空港ラウンジ

ヒルトンアメックスは一般カードもプレミアムカードも以下の空港ラウンジを利用できます。

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エリア空港名(タップでラウンジ詳細)
北海道新千歳空港
関東成田国際空港第1ターミナル
成田国際空港第2ターミナル
羽田空港第1ターミナル
羽田空港第2ターミナル
羽田空港第3ターミナル
中部中部国際空港
近畿関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
中国広島空港
九州
沖縄
福岡空港
熊本空港
長崎空港
鹿児島空港
那覇空港
海外ダニエル・K・イノウエ
国際空港(ホノルル)
2026年5月20日時点

上記の通り、国内の主要な空港ラウンジであり、地方空港では利用できないケースが多いため注意してください。

見落とされがちですが、同伴者1名も無料で入れます。

カードラウンジの同伴者料金は1名1,000円前後が相場なので、2人旅なら1回あたり1,000円ぶんの節約になります。

家族カードの会員も同じように本人+同伴者1名で利用できます。

国内線の空港ラウンジ(カードラウンジ)は、ほぼ待合室のような感じであるため、正直なところ大きなメリットとは言いづらいですが、あると嬉しい特典です。

プライオリティ・パスは付帯しない

ヒルトンアメックスには、一般カードにもプレミアムカードにもプライオリティ・パスは付帯しません。

利用できるのは国内主要空港とハワイのカードラウンジまでで、海外の空港ラウンジは対象外です。

海外渡航が多く乗り継ぎ時間をラウンジで過ごしたい場合は、プライオリティ・パスが付帯する別のカードと組み合わせる必要があります。

ヒルトンアメックスはあくまでホテル特典で価値を出すカードであり、空港での快適さを求めて選ぶカードではありません。

HPCJに優待価格で加入できる

ヒルトンアメックスの会員は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)に優待価格で加入できます。

HPCJは、日本国内と韓国の対象ホテルで宿泊とレストランの割引を受けられる有料の会員プログラムであり、通常の初年度年会費は25,000円ですが、一般カード会員は10,000円、プレミアム会員は無料で入会できます。

項目通常一般カード会員プレミアム会員
初年度年会費25,000円10,000円無料
更新時年会費25,000円10,000円10,000円
入会特典5,000円割引券×2枚
2026年8月時点

割引の内容は、宿泊が25%割引の専用プラン、レストランがチェックアウト時にまとめて支払う場合で20%割引、都度会計の場合で10%割引です。

hpcj

ヒルトンに年2〜3回泊まる使い方なら、更新時の10,000円は宿泊1回ぶんの割引でほぼ回収できるため、ヒルトンを自費で利用する人にとってはかなり大きなメリットです。

ただし対象は日本国内と韓国のホテルに限られるため、海外のヒルトンをメインに使う人にはほとんど出番がありません。

ヒルトンアメックスの選び方(一般 or プレミアム)

ヒルトンアメックスで最初に迷うのが、一般カードとプレミアムカードのどちらを選ぶかです。

判断の軸はシンプルで、年間のカード決済額でほぼ決まります。

年間の決済額おすすめのカード
300万円〜プレミアムカード
無料宿泊特典の2泊目がもらえ、ダイヤモンド会員になれるため
200〜300万円ヒルトンホテルの宿泊日数による
プレミアムの場合はダイヤモンド会員になれるので2泊ほどするならプレミアムがおすすめ
150〜200万円一般カード
一般カードとプレミアムカードの差があまり生まれづらいため、一般カードのほうがコスパ◎
〜150万円プレミアムカード
無条件で無料宿泊特典がもらえて、それだけで年会費以上の価値があるため

年間300万円のカード決済ができるなら無条件でプレミアム

もし年間300万円以上のカード決済が苦でなく、高級ホテル好きならプレミアムカードを選ぶのをおすすめします。

年間300万円のカード決済をクリアできると、無料宿泊特典を2泊分もらえるためです。

2泊分の無料宿泊特典を利用できるなら、一般カードとプレミアムカードの年会費の差は簡単に埋まるどころか、特典によって得られる恩恵の差が一気に広がります。

年間200〜300万円のカード決済ならヒルトンホテルに泊まる日数次第

もし年間決済額が200〜300万円の間の場合には、どれだけヒルトンホテルに泊まるか?が大きな決め手になります。

プレミアムカードで200万円以上を決済するとダイヤモンド会員になることができ、ヒルトンホテルでの特典が多くなるためです。

ダイヤモンド会員になると、客室アップグレードでスイートルームまで対象になるのに加えて、エグゼクティブラウンジが利用できます。

私はダイヤモンド会員ですが、アップグレードでスイートルームになる確率はあまり高くなく、ラウンジもアルコールと軽食がもらえる程度で、それほど満足度は高くないのが正直なところです。

フラットに見ると、ダイヤモンドになることで1泊5,000〜10,000円程度の恩恵が追加されるイメージなので、もし年間5泊前後するなら、プレミアムカードを発行する選択もありです。

年間150〜200万円のカード決済なら一般カード

年間150万円以上のカード決済ができれば一般カードでは無料宿泊特典が獲得できますが、プレミアムカードではダイヤモンド会員資格や無料宿泊特典の2泊目を獲得できません。

よって、一般カードのほうがコスパがいいと言えます。

もしヒルトン系列のホテルに自費で泊まるケースが多い場合には、ポイント還元率的にプレミアムのほうがお得になるタイミングはありますが、基本的には一般カードが向いてる人が多いです。

年間150万円のカード決済ができないなら

もし年間のカード決済額が150万円もない場合には、そもそもヒルトンアメックスを持つべきかどうかが変わってきます。

まず一般カードの場合は、年間150万円のカード決済ができないと目玉特典である無料宿泊特典がもらえないためです。

その場合、一般カードに期待できる恩恵はヒルトンゴールド会員であるため、年間2泊ほどヒルトンホテルに泊まるなら、一般カードを持っていてもいいでしょう。

逆にプレミアムカードという選択肢もあります。

プレミアムカードの場合には、1泊分の無料宿泊特典は無条件でもらえるのに加えて、一般カードと同様ゴールド会員になれるため、66,000円を支払ってこれらを獲得するイメージです。

無料宿泊特典を活用すればプレミアムカードの年会費66,000円の回収は容易であるため、年間のカード決済額がなくても年1でヒルトン系列の超高級ホテルにお得に泊まりたいと考えるなら、プレミアムカードはとても理にかなっています。

ヒルトンアメックスのメリット

無料宿泊特典で年会費以上の価値を出しやすい

ヒルトンアメックスの価値の大半は、無料宿泊特典の1泊で決まります。

多くのホテル系カードでは、無料宿泊特典に「何ポイント以下の部屋まで」というカテゴリー上限が設けられていますが、ヒルトンアメックスの無料宿泊特典にはこの上限がありません。

空室さえあればコンラッドやウォルドーフ・アストリア、ROKU KYOTOといった最上位ブランドをそのまま指定できます。海外まで目を向けると、1泊30万円を超えるホテルも続々出てきます。

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もはやヒルトン系列に泊まるための権利を、ヒルトンアメックスを通じて買っているような感覚でも良いのかなと感じます。

ヒルトンでのポイント還元率が3〜7%と非常に高還元

ヒルトンアメックスは、ヒルトン系列での決済時にポイント還元率が大きく上がります。

決済場所一般カードプレミアムカード
日常2.0%3.0%
ヒルトン直営施設3.0%7.0%

この3.0%・7.0%も「100円で何ポイント貯まるか」の数字であるため、1ポイント=0.5〜0.8円で換算し直す必要があります。実質的な還元率にすると、ヒルトン直営施設での決済は一般カードで1.5〜2.4%、プレミアムカードで3.5〜5.6%です。

たとえばヒルトン直営のレストランで10万円使った場合、プレミアムカードなら7,000ポイントが貯まり、ヒルトンの宿泊に使えば3,500〜5,600円ぶんの宿泊代に変わります。

ただし、この還元率はあくまでヒルトン宿泊に使った場合の話で、マイル交換やギフト券交換をすると1ポイント=0.2円ほどまで下がります。

ヒルトン以外で使うつもりならカードのメリットは半減します。

ヒルトンアメックスのデメリット

貯めたポイントをヒルトン以外で使いづらい

ヒルトンのポイントは、宿泊やマイルなどに交換できるのですが、宿泊で使う以外のケースでの交換レートが悪いというデメリットがあります。

ポイントをホテル宿泊に使う場合には1ポイント=0.5〜0.8円ほどの価値があっても、マイルに交換すると1ポイント=0.2円ほどまで下がってしまうイメージです。

なので貯めたポイントは基本的にヒルトンホテルで使うしかありません。

貯めたポイントの汎用性を求めるなら、他のカードを検討した方がいいかもしれません。

家族カードを発行しても家族は上級会員にならない

ヒルトンアメックスの家族カード会員には、無料宿泊特典もヒルトン・オナーズのステータスが付与されないため、発行する価値が薄いというデメリットがあります。

仮に家族カードを保有した状態で本会員なしでヒルトン系列のホテルに泊まっても、朝食無料も客室アップグレードも受けられません。

項目一般プレミアム
1枚目無料無料
2枚目以降6,600円1〜3枚目:無料
4枚目以降:13,200円
ヒルトン会員ステータス付与なし
無料宿泊特典対象外
本会員への決済額合算される
旅行傷害保険対象
空港ラウンジ利用可
※同伴者1名も無料
家族カード会員に付くもの・付かないもの

家族カードで実際に得られるのは、空港ラウンジと旅行傷害保険、そして決済額が本会員側に合算される点の3つです。

とくに決済額の合算は、無料宿泊特典の年150万円・年300万円やダイヤモンド会員の年200万円といったラインに効いてきます。

夫婦で生活費の支払いを1枚にまとめれば、年150万円は現実的に届く金額です。

逆に言えば、家族カードの価値はほぼこの合算だけです。

本会員と一緒に泊まる前提なら、ゴールド会員の朝食無料は2名までカバーされるため、そもそも家族カードがなくても困りません。

家族が単独でヒルトンに泊まる機会が多いなら、家族カードではなく本会員カードをもう1枚発行するほうが確実です。

年会費は2枚分かかりますが、それぞれがゴールド会員になり、無料宿泊特典もそれぞれに付与されます。

券面デザインがポップで好みが分かれる

ヒルトンアメックスは、一般カードもプレミアムカードも券面にヒルトンのロゴが大きく入ったデザインです。

ヒルトンアメックス
ヒルトンアメックスプレミアム

アメックスのプロパーカードのような無地に近い券面と比べると、提携カードであることが一目でわかります。

取引先との会食で支払うようなシーンでは、少し軽い印象を持たれる可能性はあります。

実用面には何も影響しませんが、券面を人に見せる機会が多い人は、この記事の上部にある画像で実物を確認してから申し込むのがおすすめです。

ヒルトンアメックスに関するよくある質問

ヒルトンアメックスの損益分岐点は?

一般カードは、年150万円の決済で付与される無料宿泊特典の1泊で回収するもしくは、ヒルトン系列のホテルに年間3泊するかどうかです。

週末のヒルトン系列は1泊3万円前後からなので、無料宿泊特典を使えた時点で年会費16,500円は上回ります。

またゴールド会員になった状態でヒルトン系列のホテルに宿泊すれば、1泊あたり5,000円以上の恩恵があるため、仮に無料宿泊特典がなくても年会費以上の価値を生み出せます。

プレミアムカードは無条件で無料宿泊特典が1泊分もらえるため、この特典さえ使えば年会費を回収できます。

ヒルトンアメックスがいらない人の特徴は?

ヒルトンアメックスがいらないかどうかは、ヒルトンの宿泊回数・ホテル選びのスタイル・年間のカード決済額の3つで判定できます。

次のどれかに当てはまるなら、無理に発行する必要はありません。

  • ヒルトン系列に泊まるのが年1回未満
  • 普段の宿泊がマリオット系やIHG系、ビジネスホテル中心
  • カード決済額が年150万円に届かない

ゴールド会員の特典価値は、朝食無料と客室アップグレードを合わせて1泊あたり5,000〜20,000円が目安です。

年2〜3回泊まれば一般カードの年会費16,500円は回収できる可能性が高いですが、年1回未満だと回収の見込みが高いとは言えません。

決済額が年150万円に届かない場合も、一般カードは無料宿泊特典そのものが付与されないため慎重に検討したほうがいいです。

また、ホテルチェーンを1つに絞りたくないなら、複数のホテルグループを横断して特典を受けられるアメックスゴールドプリファードのほうが噛み合います。

ヒルトンアメックスは改悪した?

カード自体の特典内容は、無料宿泊特典もゴールド/ダイヤモンド会員の付与条件も据え置きのままです。

ただしヒルトンの特典宿泊は必要ポイント数が変動する仕組みのため、人気ホテルほど1ポイントあたりの価値は下がりやすくなっています。

付帯保険では、2026年7月1日に携行品損害の補償が廃止されました。

ポイントを貯めて宿泊に充てる使い方の妙味は薄れましたが、無料宿泊特典とステータス目的で持つ分には影響はほとんどありません。

ヒルトンアメックスは入会キャンペーンを開催してる?

入会後の決済額に応じてボーナスポイントが付与されるキャンペーンが、ほぼ常時実施されています。

2026年9月現在では、プレミアムカードで合計39,000ポイント、一般カードで合計16,000ポイントが獲得できます。

しかし2026年9月現在のキャンペーン内容は控えめなので、発行のおすすめタイミングではありません。入会キャンペーンが豪華なときは80,000〜140,000ポイントもらえるためです。

ヒルトンアメックスのキャンペーン情報は以下の記事で解説しています。

まとめ

ヒルトンアメックス

ヒルトンアメックスは、持ってないと損と言っても過言ではないほどおすすめなクレジットカードです。

カード決済等で貯まるポイントの使い道がヒルトン以外は選択肢に上がらなかったり、ホテル関連以外の特典が充実していなかったりしますが、逆にいうとホテル系では最強のクレジットカードと言っても過言ではありません。

特に目玉特典である無料宿泊特典が非常に魅力的です。

世界中のヒルトン系列のホテルに空きさえあれば泊まれるため、この特典だけで30万円の価値を出すことも可能であり、現実的なラインで行っても普通に1泊10万円以上のホテルで使えます。

私自身は、毎年2泊分の無料宿泊特典を使って30万円以上の価値を生み出しているため、年会費の5倍以上の恩恵を得ています。

また無料宿泊特典以外で言っても、ヒルトンの上級会員になることができ、ヒルトン系列のホテルに宿泊した際には1泊で数万円以上の特典を受けられることも多いです。

最近はマリオット系列のホテルが大人気ですが、正直ヒルトンホテルのほうが質が高く、人気じゃないからこそ混み合ってなくて快適に過ごせるため、今のタイミングでヒルトンアメックスを持って優雅にホテルステイを楽しむのはとてもおすすめです。

目次