ANAアメックスゴールドを徹底解説!特典・年会費のコスパ・還元率事情などを実体験を元に忖度なしで紹介

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下、ANAアメックスゴールド)は、ANAマイルを貯めるのに特化したクレジットカードです。

ANAカードのゴールドランクなので、ANAマイルの還元率は常時1.0%と高めであり、ANA航空券の決済では最大3.0%、搭乗ごとに区間マイルの+25%が積み上がります。

貯めたポイントは有効期限なしで、ANAマイルへ無制限に移行できるという隠れたメリットもあります。

また、2026年8月現在では入会キャンペーンで合計68,000マイル相当のポイントがもらえるため、ANAマイルを貯めるのに文句ないクレジットカードです。

しかし、正直なところANAアメックスゴールドよりもコスパがいいおすすめクレジットカードはあります

この記事では、ANAアメックスゴールドの基本スペックからメリット・デメリットはもちろん、そもそも他のANAカードとはどのように違うのか、ANAカード以外でもANAアメックスゴールドの上位互換のようなカードがあるかまで解説します。

この記事の要約
  • メンバーシップ・リワードのポイントは有効期限なし、ANAマイルへの移行上限なし
  • プライオリティパスが本会員・家族会員とも年2回無料
  • 年会費の元は年150〜170万円前後の決済が目安
  • 入会キャンペーンは時期で変動し、現行は3ヶ月180万円決済で合計68,000マイル相当
目次

ANAアメックスゴールドの基本スペック

anaアメックスゴールド
項目内容
年会費(本会員)34,100円
家族カード17,050円/枚
基本還元率1.0%(100円=1ポイント=1マイル)
ANA航空券の決済最大3.0%
搭乗ボーナス区間基本マイレージの+25%
継続ボーナス毎年2,000マイル
ポイント有効期限なし(ANAマイルは移行後3年)
ANAマイル移行手数料無料・上限なし
付帯保険海外最高1億円/国内最高5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジプライオリティパス年2回無料+国内ラウンジ

年会費

本会員の年会費は34,100円です。

スペックや特典を加味すると、コストパフォーマンス自体は悪くありませんが、良いとも言えないラインです。

しかし、メインカードとして活用していて年会費を回収できずに損することは少ないと言えます。

家族カードは1枚あたり17,050円です。

家族カードでも本会員と同じくプライオリティ・パスや空港ラウンジ、搭乗ボーナスが付くため、夫婦でANAマイルを貯める家庭では2枚目の価値が出やすくなります。

マイル還元率

ANAアメックスゴールドの通常マイル還元率は1.0%と高還元率の部類です。

年間300万円のカード決済で10,000円相当のスカイコインをもらえるため、300万円決済時の実質還元率は1.33%まで上がり、高還元です。

また、ANAの航空券購入時のマイル還元率は3.0%と、他のANAのゴールドカードと比較して1.5倍以上高いので、自費で購入する機会が多い場合にはお得です。

カード年会費ANA航空券還元
ANAアメックスゴールド34,100円3.0%
ANA VISAワイドゴールド15,400円2.0%
ANA JCBワイドゴールド15,400円2.0%
ソラチカゴールド15,400円2.0%

しかし、年会費15,400円のANAカード(ソラチカゴールドカードやANA JCBゴールドカードなど)でもマイル還元率1.5%を実現できるため、シンプルに通常のマイル還元率の高さを求める場合には、ANAアメックスゴールドでは物足りないでしょう。

カード決済メインでANAマイルを貯めたいと考えており、特にアメックスカードにこだわりが無い場合には、ANAアメックスゴールドは適さない可能性が出てきます。

メインカードとして活用する場合には、特約店(マイル還元率がアップするお店)を積極的に使うことで、効率よくANAマイルを貯められます。

ANAの航空券購入時のポイント還元率が3.0%

ANAの航空券やツアーをこのカードで決済すると、還元率が最大3.0%まで上がります。

内訳は、通常のカード利用で1.0%、ANAグループでの利用ボーナスで2.0%が上乗せされる形です。

ANA航空券購入時の還元率

通常のポイント(100円=1ポイント)+ボーナスポイント(100円=1ポイント)+ANAカードマイルプラス(100円=1ポイント=1マイル)で、合計還元率は3.0%です。

SFC修行のように年間で数十万円分の航空券を買う人なら、この上乗せだけでまとまったマイルが貯まります。

ANAカードマイルプラス加盟店(1.5〜2%)

ANAカードマイルプラス加盟店では、通常のポイントに加えてANAマイルが直接上乗せされます。

ANAカードマイルプラス

加盟店にはセブン-イレブンやマツモトキヨシ、ENEOS、スターバックス カードへのチャージなどがあり、対象店舗での還元率は1.5〜2.0%です。

特別な手続きは不要で、加盟店でこのカードを使うだけで自動的にマイルが加算されます。

普段の買い物先が加盟店に含まれていれば、意識せずにマイルの貯まるスピードが上がります。

加盟店については公式サイトで検索可能です。

ボーナスマイル

ANAアメックスゴールドには、決済で貯まるマイルとは別に2種類のボーナスマイルがあります。

搭乗ボーナス+25%

ANAグループ便に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて区間基本マイレージの25%がボーナスとして加算されます。

ボーナス率はANAアメックスのランクで決まっており、ゴールドは中間の+25%です。

カード搭乗ボーナス
ANAアメックス(一般)+10%
ANAアメックスゴールド+25%
ANAアメックスプレミアム+50%

仮に、羽田空港〜新千歳空港で利用運賃4(積算率100%)の航空券で搭乗した場合は、ボーナスマイルとして127マイルが獲得できます。

引用:ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

東京〜ロサンゼルスのような長距離国際線では区間マイルが5,000マイルを超えるため、1往復で2,000マイル以上のボーナスがつく計算です。

出張や旅行でANA便に年数回乗る人にとっては、乗るたびにマイルが上積みされる仕組みです。

更新で2,000マイル付与

ANAアメックスゴールドを継続すると、毎年2,000マイルが継続ボーナスとして付与されます。

2,000マイルはANA SKYコインに交換すれば約3,200円相当で、実質的に年会費の一部を戻してくれる特典です。

特典航空券に使えば価値はさらに上がるため、使わなくても毎年もらえる下支えと考えてよいでしょう。

\合計68,000マイル相当のポイントがもらえる/

ANAアメックスゴールドの特典

anaアメックスゴールドの実物

マイル以外の付帯特典は、空港まわりのサービスと旅行保険が中心です。

空港ラウンジ特典

空港ラウンジは、世界のラウンジを使えるプライオリティ・パスと、国内空港のカードラウンジの2本立てです。

プライオリティ・パス

ANAアメックスゴールドは、世界1,300か所以上のラウンジを使えるプライオリティ・パスに無料で登録できます。

ANAアメックスゴールドとプライオリティパス

プライオリティ・パスは単体で申し込むと年99米ドルかかるサービスなので、無料登録できるだけでも年1万円以上の価値があります。

ラウンジでは無料の食事やドリンク、Wi-Fi、シャワーなどを利用でき、搭乗前の待ち時間を落ち着いて過ごせます。

成田や羽田、関西の国際線ラウンジのほか、乗り継ぎで使う海外空港のラウンジも対象に含まれます。

無料で使えるのは本会員・家族会員ともに年2回までで、3回目以降は1名につき35米ドルがかかります。

同伴者も1名につき35米ドルがかかるため、家族で使うなら家族カードを発行して各自の無料枠を使うほうが割安です。

ただし、回数無制限のプライオリティ・パスが付く上位カードと比べると、年2回という枠は物足りなく感じる場面もあります。

国内空港ラウンジ(同伴者1名無料)

国内の主要空港にあるカードラウンジは、回数制限なしで利用できます。

羽田・成田・伊丹・新千歳・福岡・那覇など主要空港をほぼカバーし、ハワイ・ホノルルのラウンジも対象です。

スクロールできます
エリア空港名(タップでラウンジ詳細)
北海道新千歳空港
関東成田国際空港第1ターミナル
成田国際空港第2ターミナル
羽田空港第1ターミナル
羽田空港第2ターミナル
羽田空港第3ターミナル
中部中部国際空港
近畿関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
中国広島空港
九州
沖縄
福岡空港
熊本空港
長崎空港
鹿児島空港
那覇空港
海外ダニエル・K・イノウエ
国際空港(ホノルル)
2026年5月20日時点

ソフトドリンクや新聞、電源・Wi-Fiが使え、出発前や搭乗待ちの時間に立ち寄れます。

ANAアメックスゴールドは同伴者1名まで無料で入れるため、家族やパートナーと一緒に使えます。

国内線はカードラウンジ、海外の乗り継ぎはプライオリティパスと使い分ければ、年2回の無料枠を海外で温存できます。

旅行の予約・手配サービス

ANAアメックスゴールドには、旅行の予約から現地でのサポートまで、トラベル関連のサービスがそろっています。

旅行予約・手配のサポート

アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでは、ホテルや航空券をオンラインで予約できます。

ANAアメックスゴールド会員向けのホテル割引が用意されることもあり、対象ホテルなら通常より安く泊まれます。

対面で相談したいときは、HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで旅行の手配を任せられます。

  • アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン:ホテル・航空券のオンライン予約
  • HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク:カウンターで旅行手配の相談・予約
  • 一休.com・Expedia・アップルワールド.com の優待

手荷物・現地でのサポート

空港と自宅のあいだの荷物運びや、海外での困りごともサポートされます。

  • 手荷物無料宅配サービス:帰国時に空港から自宅までスーツケース1個を無料配送
  • 大型手荷物宅配優待・空港クロークサービス
  • オーバーシーズ・アシスト:海外での緊急時に日本語で相談できる窓口

ただし、こうしたトラベルサービスは他社のゴールドカードにも付くものが多く、ここだけで差別化できる特典ではありません。

旅行保険・プロテクション

旅行保険とプロテクションは、ゴールドカードらしく補償額が手厚めです。

海外旅行保険(最高1億円・利用付帯)

ANAアメックスゴールドには、海外旅行傷害保険が付帯されています。

海外旅行中の事故や病気の治療費、ホテルで物を壊した際の損害賠償費用などを補償します。

海外旅行に出かける回数が多い方であれば、旅行のたびに保険会社へ旅行保険を申し込みする手間やコストが削減できるといったメリットがありますが、ゴールドカードではありきたりな内容です。

補償項目保険金額
傷害死亡・後遺障害最高1億円
傷害・疾病治療費用各最高300万円
賠償責任最高4,000万円
携行品損害1旅行50万円まで
救援者費用最高400万円

海外では盲腸の手術でも100万円以上かかる国があるため、治療費用300万円までカバーされるのは実用的です。

ただし利用付帯のため、旅行代金や交通費をこのカードで決済していないと補償の対象になりません。

旅行の際に旅費としてみなされる支払先については、細かく設定されているため、旅行の予約をする前に公式ホームページで確認するようにしましょう。

国内旅行保険(最高5,000万円・利用付帯)

国内旅行傷害保険は、死亡・後遺障害で最高5,000万円まで補償されます。

こちらも利用付帯で、航空券やパッケージツアーの代金をカードで支払うことが条件です。

旅行代金をこのカードに寄せるだけで条件を満たせるので、決済を集約しておくと自然に補償が付きます。

スマホ/キャンセル/ショッピングプロテクション

日常の出費をカバーするプロテクションも複数付帯します。

  • スマートフォン・プロテクション:画面割れなどの修理費を年間最大3万円まで補償
  • キャンセル・プロテクション:急な出張や入院で旅行やイベントを取りやめた費用を年間最大10万円まで補償
  • ショッピング・プロテクション:カードで買った品物の破損や盗難を年間最大500万円まで補償
  • オンライン・プロテクション:ネット上の不正利用による損害を補償

スマートフォン・プロテクションはカードでの通信料金の支払いが条件になるため、携帯料金の決済先を合わせておくと使いやすくなります。

ショッピング・プロテクションは1件あたり自己負担が1万円ほど発生しますが、高額な家電や時計を買うときの安心材料です。

\合計68,000マイル相当のポイントがもらえる/

ANAアメックスゴールドのメリット

入会キャンペーンで68,000マイル相当のポイント

入会後の条件達成でまとまったマイルが手に入るのが、最初の大きなメリットです。

現行の入会特典は、条件を満たすと合計68,000マイル相当のポイントを獲得できます。

特典内訳獲得マイル/ポイント条件
入会特典2,000マイルカード入会
利用ボーナス①16,000ポイント3ヶ月以内に60万円以上利用
利用ボーナス②12,000ポイント3ヶ月以内に100万円以上利用
利用ボーナス③20,000ポイント3ヶ月以内に180万円以上利用
通常決済ポイント18,000ポイント180万円決済分の1%還元
合計68,000マイル相当

通常のカード利用だけで68,000マイルを貯めるには、1.0%還元で700万円分の決済が必要です。

700万円を使わないと届かないマイルを、入会特典なら数ヶ月の集中決済で前倒しできます。

68,000マイルはエコノミーなら東京〜ヨーロッパの往復、ビジネスクラスならバンコクやハワイの往復に手が届く量です。

ANAのビジネスクラスに搭乗した際の写真

しかし、過去のキャンペーンを考慮すると、ベストな申し込みタイミングではない可能性が高いです。

もしも入会後3ヶ月で180万円のカード決済が難しい場合には、下位カードのANAアメックスを検討してみてください。

ANAアメックスは入会後3ヶ月で50万円のカード決済をすれば18,000マイル相当のポイントがもらえます。

\合計18,000マイル相当のポイントがもらえる/

逆に入会後3ヶ月で180万円のカード決済が簡単な場合には、上位カードのANAアメックスプレミアムを検討してみてください。

入会後3ヶ月以内に合計300万円以上の利用で120,000マイル相当のポイントがもらえますが、120,000ポイントあればハワイ3往復が可能であり、カード決済でコツコツとマイルを貯めるのが面倒になる程一気に貯まります。

\合計120,000マイル相当のポイントがもらえる/

過去の入会キャンペーン

下記は過去2年間のANAアメックスゴールドの入会キャンペーンです。

開催時期合計マイル数決済条件
2025年2月〜5月90,000マイル相当3ヶ月で200万円
2025年5月〜9月68,000マイル相当3ヶ月で180万円
2025年9月〜11月102,000マイル相当3ヶ月で200万円
2025年11月〜2026年2月68,000マイル相当3ヶ月で180万円
2026年2月〜4月14日102,000マイル相当3ヶ月で200万円
2026年4月15日〜68,000マイル相当3ヶ月で180万円

68,000マイル相当は最も低く、豪華な時期では100,000マイル相当を超えるポイントが獲得できます。

今すぐにANAアメックスゴールドを発行しないといけない理由がない限り、もう少し様子を見たほうがいいかもしれません。

マイル移行の上限なし&有効期限なしで貯められる

貯めたポイントの扱いやすさも、このカードの強みです。

ANAアメックスゴールドはメンバーシップ・リワード・プラスが年会費に含まれ、ポイントの有効期限がなくなります。

ANAマイルへの移行にも年間の上限がないため、貯めたポイントを好きなだけマイルに替えられます。

一般カードはマイル移行に年間の上限があるので、大量にポイントを貯める人ほどゴールドの無制限が効いてきます。

ポイントのまま無期限で寝かせておき、特典航空券を予約する直前にまとめてマイルへ移せる設計です。

ANAマイル自体は移行後3年間の期限があるので、使うタイミングを見据えて移行すると期限切れを避けられます。

カード決済とフライトの両軸でマイルを貯められる

ANAアメックスゴールドは、日々の決済と飛行機の搭乗という2つのルートでマイルが貯まります。

地上では買い物や公共料金の決済でポイントが貯まり、空ではANA便に乗るたびに搭乗ボーナスが加わります。

たとえば月20万円をこのカードで決済すると、年間で24,000マイルほどが貯まる計算です。

そこにANA便の搭乗ボーナスや航空券決済の3.0%が乗るので、ANAを使う生活リズムの人ほど貯まり方が加速します。

逆に、ANA便にほとんど乗らない人はフライトの軸が使えないため、貯まりやすさの半分を活かせません。

スカイコインへの交換レートが最大1.6倍

貯めたマイルは、ANA SKYコインに交換して航空券やツアーの支払いにも使えます。

ゴールド会員はSKYコインへの交換レートが優遇され、まとめて交換するほど倍率が上がります。

交換マイル数ゴールド会員の交換レート
10,000マイル以上1.2倍
30,000マイル以上1.5倍前後
50,000マイル以上最大1.6倍

一般会員の交換レートは1.0〜1.2倍にとどまるため、この倍率の高さはゴールドならではの強みです。

60,000マイルをまとめて交換すると最大96,000コイン相当になり、有償の航空券代にそのまま充てられます。

特典航空券の空席が取れない繁忙期でも、SKYコインなら座席さえあれば有償航空券を買えるので使い道が広がります。

貯めたマイルの価値は使い道で変わり、SKYコインより特典航空券、特にビジネスクラスに使うほど1マイルの価値が高くなります。

使い道1マイルの価値の目安
ANA SKYコイン(1.6倍)約1.6円
エコノミー特典航空券約2〜4円
ビジネスクラス特典航空券約5〜10円

SKYコインは確実性が高く、特典航空券は当たれば価値が跳ねる使い方だと考えると選びやすくなります。

ビジネスクラス専用チェックインカウンターが使える

ANA国際線を利用するとき、エコノミーの搭乗でもビジネスクラス専用チェックインカウンターを使えます。

繁忙期の国際線カウンターは長い列になりがちですが、専用カウンターなら並ばずに手続きできます。

普段はエコノミーでも、チェックインだけは上位クラスの体験ができる特典です。

\合計68,000マイル相当のポイントがもらえる/

ANAアメックスゴールドのデメリット

ANAマイルを貯める以外の特典が弱い

ANAアメックスゴールドの特典は、ANAマイルを軸に組み立てられています。

裏を返すと、ホテルの無料宿泊やレストランの1名分無料といった旅行ライフスタイル寄りの特典は手薄です。

ホテルの上級会員資格が自動で付くタイプのゴールドカードと比べると、宿泊まわりの手厚さでは見劣りします。

ANAマイルに興味がない人にとっては、年会費34,100円に見合うリターンを感じにくくなります。

マイルを使わないなら、年会費の安い一般カードや、別ジャンルのゴールドカードのほうが合うケースもあります。

同じ金額帯のクレカと比較するとコスパが良くない

年会費が近いカードと並べると、汎用的なお得さでは見劣りすることが多いです。

1つ例を挙げると、比較対象になりやすいのが同じアメックス発行のアメックスゴールドプリファードです。

項目ANAアメックスゴールドアメックスゴールドプリファード
年会費34,100円39,600円
強み・ANAのマイル還元率が1.0%
・年300万円決済で10,000円相当のスカイコイン
・搭乗ボーナス+ANA航空券購入時は3.0%還元
・入会特典で合計68,000マイル相当
・ANAのマイル還元率が1.0%
・継続で10,000円分のトラベルクレジット
・年200万円決済で高級ホテル無料宿泊
・入会特典で合計120,000マイル相当

ANAのマイル還元率は1.0%と同じであるため、ANAのフライトをあまり利用しない人やANAの航空券を自費で購入しない人にとって、ANAアメックスゴールドでもアメックスゴールドプリファードでもカード決済でのマイルの貯まりやすさはほぼ変わりません。

加えて、アメックスゴールドプリファードは継続で毎年10,000円分のトラベルクレジットがもらえ、年200万円の利用でホテルの無料宿泊券も付きます。

ANAマイルを主目的にしないなら、年会費の回収しやすさではアメックスゴールドプリファードのほうが上です。

よっぽどANAの飛行機を利用する人や自費でのANA航空券購入が多い人以外は、ANAアメックスゴールド以外を検討してみてください。

ANAマイルが貯まるクレジットカードについては、以下の記事で詳しく解説しています。

電子マネーチャージはポイント・マイルの対象外

メンバーシップ・リワードは、電子マネーへのチャージをポイント付与の対象外にしており、モバイルSuicaや楽天Edyなどへのチャージでは、マイルが1つも貯まりません。

普段の支払いを電子マネー中心にしている人ほど、この取りこぼしが効いてきます。

マイルを貯める裏道として使われるANA Payも、ANAアメックスゴールドでは使えません。ANA Payへのチャージに対応しているのはVISA・JCB・Mastercardブランドで、アメックスはチャージの対象外だからです。

VISAやJCBのANAカードならANA Payへのチャージでマイルが貯まりますが、アメックスにはこのルートがありません。

対策としては、公共料金や税金、ネットショッピングなど、カードで直接払えるものをこのカードに寄せるのが基本です。

電子マネーに頼らず、ANAカードマイルプラス加盟店やタッチ決済での通常決済に集約すれば、取りこぼしを抑えられます。

ANAアメックスゴールドに関するよくある質問

年会費の元を取りやすい?(損益分岐点)

年150〜170万円ほどをこのカードに集約できれば、年会費の元は取りやすくなります。

1.0%還元でマイルを貯め、1マイルを2円で使ったと仮定した場合の目安が以下です。

年間決済額貯まるマイル2円換算の価値
100万円10,000マイル約20,000円
150万円15,000マイル約30,000円
170万円17,000マイル約34,000円

170万円の決済で約34,000円相当となり、年会費34,100円とほぼ釣り合います。

継続ボーナス2,000マイルやANA便の搭乗ボーナスを加味すれば、実際の回収ラインはもう少し下がります。

ただし、貯めたマイルをビジネスクラスの特典航空券に使えば1マイルの価値は数円まで上がるため、使い道次第で元の取りやすさは大きく変わります。

インビテーション(招待)がないと申し込めない?

インビテーションは不要で、公式サイトから直接申し込めます。

ゴールドは招待制ではないため、条件を満たせば誰でも新規で申し込みが可能です。

招待が関係するのは、さらに上位のANAアメックスプレミアムなどです。

申し込みから発行までどのくらいかかる?

カードが手元に届くまでは、おおむね1〜3週間が目安です。

申し込みはオンラインで完結し、本人確認書類を提出すると審査に進みます。

審査結果は最短で数分〜数日で通知され、通過後にカードが郵送されます。

入会キャンペーンの決済期間はカード到着後から数えるため、条件達成を急ぐなら早めに申し込んでおくと余裕が持てます。

ただし、提出書類の不備や確認が入ると発行が遅れることもあります。

家族カードは発行する価値ある?

家族でANAマイルを貯めるなら、発行する価値は十分あります。

家族カードは1枚17,050円で、本会員と同じくプライオリティパス年2回無料や空港ラウンジ、搭乗ボーナスが付きます。

貯めたポイントは本会員に合算できるため、夫婦や家族の決済をまとめて特典航空券に近づけられます。

ただし、家族がラウンジやマイルをほとんど使わないなら、年会費に見合わないこともあります。

SFC(スーパーフライヤーズ)に切り替えはできる?

ANAの上級会員資格を取得すれば、スーパーフライヤーズカードへ切り替えられます。

ANAアメックスゴールドで飛行機に乗ってプレミアムメンバーの条件を満たすと、その資格を維持できるスーパーフライヤーズカードに申し込めます。

搭乗ボーナス+25%とANA航空券3.0%が乗るため、SFC修行の母体カードとしても相性がよいです。

ただし、資格の取得には所定の搭乗実績が必要で、カードを持つだけで切り替えられるわけではありません。

下位カードや上位カードからの切り替えでも入会特典をもらえる?

切り替え元のカードによって変わります。

ANA VISAやANA JCBなど他ブランドのANAカードからアメックスへ切り替える場合は、新規入会の扱いで入会特典の対象になることが多いです。

ANAアメックスゴールドとANAアメックスカード

ただし、いまANAアメックスの一般カードを持っていてゴールドへグレードアップする場合は、通常の入会キャンペーンの対象外となり、代わりに個別の切り替え案内が届くことがあります。

現在ANAアメックス系を保有中の人や、過去に保有していた人は、入会特典の対象外になるケースがあります。

解約するとマイルはどうなる?

すでにANAマイルへ移行した分は、解約後も残ります。

ANAマイルはANAマイレージクラブ側で管理されるため、カードを解約してもマイル残高と有効期限(移行後3年)はそのままです。

ただし、まだマイルへ移していないメンバーシップ・リワードのポイントは、解約すると原則失効します。

解約する前に、貯まっているポイントをANAマイルへ移行しておくと取りこぼしを防げます。

ANAアメックスゴールドまとめ

ANAアメックスゴールドは、カード決済だけではなくフライトを良く利用しつつANAマイルを貯める人にとって年会費以上の価値を出しやすい1枚です。

ANA航空券の最大3.0%と搭乗ボーナス+25%、そして有効期限なし・移行上限なしのポイント設計が、ANAマイルの貯めやすさを支えています。

年150〜170万円ほどの決済をこのカードに集約でき、ANA便に年数回乗る人なら、無理なく元を取れます。

逆に、あまりANAの航空券を購入しない人は、別のクレジットカードのほうが満足度が高くなる可能性が高いため、他のカードも検討してみることをおすすめします。

\合計68,000マイル相当のポイントがもらえる/

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