ANAカードは発行会社が4社あり、それぞれが別々の入会キャンペーンを走らせています。
そのため「どのANAカードのキャンペーンが今いちばん得なのか」が非常に見えづらくなっています。
各社が掲げる「最大〇〇マイル」は、高額な利用条件や抽選を含んだ数字であるケースもあり、表示マイルの大きさだけで選ぶと、実際にもらえるマイルとの差が生まれてしまう可能性があります。
この記事では、2026年8月現在の各社の入会キャンペーンを発行会社別に徹底的に比較します。
ANAカードの現行の入会キャンペーン一覧
まず2026年8月現在、各社が実施しているANAカードの入会キャンペーンは以下の通りです。
| 発行会社 | カード名 | 入会特典の上限 |
|---|---|---|
| AMEX | ![]() ANAアメックス | 18,000マイル相当 |
![]() ANAアメックスゴールド | 68,000マイル相当 | |
![]() ANAアメックスプラチナ | 120,000マイル相当 | |
| JCB | ![]() ANA JCB 一般カード | 41,900マイル相当 |
![]() ANA JCB ワイドカード | ||
![]() ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO | ||
![]() ANA To Me CARD PASMO JCB | ||
![]() ANA JCB ワイドゴールドカード | 136,100マイル相当 | |
![]() ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD | ||
![]() ANA JCB カード プレミアム | ー | |
| ダイナース | ![]() ANAダイナースカード | 57,000マイル相当 |
![]() ANAダイナースプレミアムカード | 10,000マイル相当 | |
| Visa /Mastercard | ![]() ANA Visa/Mastercard カード | 78,000マイル相当 |
![]() ANA Visa/Mastercard ワイドカード | ||
![]() ANA Visa/Mastercard ワイドゴールドカード | 100,000マイル相当 | |
![]() ANA VISA プラチナプレミアムカード | 130,000マイル相当 |
ここで注意したいのが、この上限マイルは誰でも受け取れるわけではないという点です。
たとえば三井住友のワイドゴールドカード(ANA Visa/Mastercard ワイドゴールドカード)の「最大100,000マイル」は、各種条件の達成に加えて抽選分の70,000マイルが含まれています。つまり全員が満額をもらえるわけではありません。
そこで、カードを選ぶときは表示された上限ではなく、自分が現実的にこなせる条件で「実際にもらえるマイル」を見積もるのが正解です。
以下をタップでブランドごとの入会キャンペーン解説箇所にスキップします。
ANAアメックスの入会キャンペーン
| 一般 | ゴールド | プレミアム | |
|---|---|---|---|
| 券面デザイン | ![]() | ![]() | ![]() |
| カード付帯特典 | 1,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
| 入会後3ヶ月以内に 合計10万円以上のカード利用 | 1,000ポイント | ー | ー |
| 入会後3ヶ月以内に 合計30万円以上のカード利用 | 5,000ポイント | ||
| 入会後3ヶ月以内に 合計50万円以上のカード利用 | 6,000ポイント | 20,000ポイント | |
| 入会後3ヶ月以内に 合計60万円以上のカード利用 | ー | 16,000ポイント | ー |
| 入会後3ヶ月以内に 合計100万円以上のカード利用 | 12,000ポイント | ||
| 入会後3ヶ月以内に 合計180万円以上のカード利用 | 20,000ポイント | 25,000ポイント | |
| 入会後3ヶ月以内に 合計300万円以上のカード利用 | ー | 35,000ポイント | |
| 通常利用分 | 5,000ポイント | 18,000ポイント | 30,000ポイント |
| 合計 | 合計18,000マイル相当 | 合計68,000マイル相当 | 合計120,000マイル相当 |
| キャンペーン詳細 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
アメリカン・エキスプレスが発行するANAカードは、一般・ゴールド・プレミアムの3グレードがあります。
2026年8月現在の入会特典は、一般カードで合計18,000マイル相当、ゴールドカードで合計68,000マイル相当、プレミアムカードで合計120,000マイル相当です。
入会キャンペーンの期間は9月30日までとなっています。
ANA JCBカードの入会キャンペーン
| 一般カード | ゴールドカード | ||
|---|---|---|---|
| 券面デザイン | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
| 入会ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | |
| カード決済 | 対象期間中に40万 | 3,600マイル相当 | ー |
| 対象期間中に50万 | ー | 9,600マイル相当 | |
| 対象期間中に70万 | 6,000マイル相当 | ー | |
| 対象期間中に100万 | 10,800マイル相当 | 20,400マイル相当 | |
| 対象期間中に150万 | 24,000マイル相当 | 30,000マイル相当 | |
| 対象期間中に200万 | ー | 57,600マイル相当 | |
| 対象期間中に300万 | ー | 102,000マイル相当 | |
| 通常利用分 | 15,900マイル相当 | 32,100マイル相当 | |
| 入会特典の上限 | 最大41,900マイル | 最大136,100マイル | |
| キャンペーン詳細 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | |
JCBが発行するANAカードには、一般カードやワイドゴールドカードに加えて、東京メトロと提携したソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)などがあります。
2026年8月現在の入会特典は、一般カードで最大41,900マイル相当、ゴールドカードで最大136,100マイル相当です。
入会キャンペーンの期間は8月31日までとなっています。
ANAダイナースカードの入会キャンペーン
| ANAダイナース | ANAダイナースプレミアム | ||
|---|---|---|---|
| Aコース:マイル重視 | Bコース:年会費削減 | ||
| 券面デザイン | ![]() | ![]() | |
| 新規入会ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
| 入会後3ヶ月以内に 合計80万円以上のカード利用 | 15,000マイル相当 | ー | ー |
| 入会後3ヶ月以内に 合計120万円以上のカード利用 | 15,000マイル相当 | ー | |
| 入会後3ヶ月以内に 合計60万円以上のカード利用 | ー | 年会費半額 16,500円キャッシュバック | |
| 通常利用分 (200万円利用) | 20,000マイル相当 | 20,000マイル相当 | |
| 継続ボーナス (初年度200万円+2年目年会費) | 5,000マイル相当 | 5,000マイル相当 | |
| 合計 | 合計57,000マイル相当 | 合計27,000マイル相当 +16,500円キャッシュバック | 合計10,000マイル |
| キャンペーン詳細 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | |
ダイナースクラブが発行するANAダイナースカードは、2026年8月現在、マイル重視のコースで最大57,000マイル相当、または初年度の年会費半額のどちらかを選べるキャンペーンを実施しています。
エントリー期間は9月30日まで、カード発行は10月30日までが対象です。
マイルを多く受け取るコースと、年会費の負担を軽くするコースから、申し込み時にどちらか一方を選びます。マイルを取りにいくコースの満額には、入会後3ヶ月間の高額な利用が条件です。
年会費は33,000円と4社のなかでは高めのため、マイルを取りにいくのか、初年度の出費を抑えるのかを先に決めておくと選びやすくなります。高額の利用が見込めないなら、年会費半額のコースを選ぶ判断も現実的です。
ANAダイナースカードのキャンペーン情報は、以下の記事で詳しくまとめています。

ANA VISA/Mastercardの入会キャンペーン
| 一般 | ゴールド | プレミアム | ||
|---|---|---|---|---|
| 券面デザイン | ![]() ![]() | ![]() | ![]() | |
| 通常入会特典 | 1,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル | |
| カード決済 | 対象期間中に 15〜30万のカード決済 | 1,000マイル | ー | ー |
| 対象期間中に 20〜70万のカード決済 | ー | 1,500マイル | ||
| 対象期間中に 30〜65万のカード決済 | 2,500マイル | |||
| 対象期間中に 50〜100万のカード決済 | ー | ー | 3,000マイル | |
| 対象期間中に 70〜120万のカード決済 | 6,000マイル | ー | ||
| 対象期間中に 100〜200万のカード決済 | ー | 15,000マイル | ||
| 対象期間中に 120万〜のカード決済 | 24,000マイル | ー | ||
| 対象期間中に 200万〜のカード決済 | ー | 45,000マイル | ||
| ANA搭乗 | ANA便に搭乗& 15万円以上利用 | 1,000マイル | ー | ー |
| ANA便に搭乗& 20万円以上利用 | ー | 4,000マイル | ||
| ANA便に搭乗& 50万円以上利用 | ー | 5,000マイル | ||
| 抽選 | 50名に70,000マイル | |||
| 入会特典の上限 | 最大4,500マイル+抽選70,000マイル | 最大30,000マイル+抽選70,000マイル | 最大60,000マイル+抽選70,000マイル | |
| キャンペーン詳細 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | |
三井住友カードが発行するANA VISA/Mastercardは、一般カード・ワイドカード・ワイドゴールドカード・プレミアムカードなどグレードが分かれています。
2026年8月現在のキャンペーンは、カードのグレードに応じて、各種条件の達成と抽選で最大78,000〜130,000マイルもらえます。
キャンペーン期間は7月1日からで、カード発行が9月15日までのものが対象です。
どのカードでも最大マイルの内訳は、条件達成でもれなくもらえる分と120万円以上の利用で抽選50名に当たる70,000マイルに分かれます。
抽選分の70,000マイルは当たれば大きいですが、当たるとは限りません。エントリーと各種条件を達成してもれなくもらえる分を軸に考えると、計算が立てやすいです。例えばワイドゴールドカードなら、確実に狙えるのは最大30,000マイルです。
そのため三井住友のANAカードは、抽選の当たりを前提にせず、条件達成でもれなくもらえる分を確実に取る前提で考えると、期待とのずれが出にくいです。
ANAカードのキャンペーンを最大限活用する方法
ANAカードの入会キャンペーンに加えて、マイ友プログラムとポイントサイトを活用すると、よりもらえるマイル(ポイント)が増えます。
この2つは入会キャンペーンと併用できるため「入会キャンペーン+マイ友プログラム+ポイントサイト」の3層を重ねると獲得マイルを最大化できます。
重ねる順番には決まりがあります。先に手順の全体像を示すと、次のとおりです。
- マイ友プログラムの紹介番号を、カード申し込みの前に登録する
- ポイントサイトを経由し、カード会社の申し込みページへ進む
- カード発行後、入会キャンペーンの利用額条件をこなす
この順番を外すと、もらえるはずのマイルを取りこぼします。とくにマイ友プログラムは後から登録できないため、いちばん最初に済ませておくのが鉄則です。
マイ友プログラムで上乗せする

マイ友プログラムは、ANAが実施している紹介制度です。紹介者の番号を登録したうえでANAカードを発行すると、グレードに応じてボーナスマイルがもらえます。
もらえるマイルはカードのグレードで異なり、上限は5,400マイルです。グレード別の目安は次のとおりです。
| カードのグレード | マイ友プログラムのマイル |
|---|---|
| 一般カード | 1,000マイル |
| ワイドカード・ゴールドカード | 2,000マイル |
| プレミアムカード | 最大5,400マイル |
入会ボーナスの2,000マイルとは別に、この分がまるごと上乗せされます。ゴールドカードなら、入会ボーナス2,000マイルとマイ友プログラム2,000マイルで、利用額に関係なく合計4,000マイルが手に入ります。
このプログラムには、見落とすと損をするルールがあります。
- 紹介番号は10桁で、カードの申し込み時に入力
- 対象は、過去に一度もANAカードを発行したことがない人に限られる
- 紹介者は自分では用意できないため、番号を持っている人から教えてもらう必要がある
- 紹介番号の登録後、3ヶ月以内にカードを発行する必要がある
- 対象は本人名義の本会員カードで、家族カードだけの発行では付かない
紹介番号を知り合いから聞ける環境になくても、番号を公開しているブログやSNSは多くあります。番号を入力するだけで自分にもマイルが入るため、申し込みボタンを押す前に登録を済ませておきましょう。
最大5,400マイルは、国内線の特典航空券なら片道1回分に近いボリュームです。手間はほとんどかからないので、対象になる初回発行時は使わない手はありません。
もし「これからANAカードを発行するにあたり、ANAマイ友プログラムを利用したいけど紹介者が周りにいない」という場合は、ぜひ私のマイ友プログラムの番号をご活用してください。

マイ友プログラムについては、以下の記事で詳しく解説しています。

ポイントサイト経由で上乗せする
もう1つの上乗せルートが、ポイントサイトを経由したカード発行です。
ポイントサイトに掲載されたリンクからカードを申し込むと、発行の成果としてポイントが付きます。
基本的に貯めたポイントはANAマイルへ交換できるため、入会キャンペーンとは別枠でマイルを積み増せます。
代表的なポイントサイトには、モッピーやハピタスがあります。ANAカードの掲載があるかどうか、いくら付くかはサイトや時期で変わります。
付与されるポイントは時期によって変動し、数千円相当から一万円相当を超えることもあります。同じカードでも、いつ・どのポイントサイトを経由するかで金額が変わるため、発行前に複数のサイトを見比べましょう。
ANAカードのキャンペーンに関するよくある質問
別のANAカード(別ブランド)を発行すれば再度キャンペーン対象になる?
各社の入会キャンペーンは、原則として対象です。
入会キャンペーンは発行会社ごとに実施されているため、アメックスで発行した後にJCBで発行すれば、それぞれのキャンペーン対象として扱われます。
ただし、マイ友プログラムは過去にANAカードを発行したことがない人だけが対象です。2枚目以降は使えないため、初回の1枚で必ず登録しておきましょう。
解約したANAカードに再入会するとキャンペーン対象になる?
対象外になる場合があります。
多くのカード会社は、同じカードを短期間で解約・再入会した人を入会キャンペーンの対象から外しています。「過去にこのカードを保有したことがある方は対象外」といった条件が付くのが一般的です。
ただし、対象外となる期間はカード会社ごとに異なり、公式に明示されないこともあります。再入会を狙う場合は、申し込み前に各社のキャンペーン条件を確認しておくと安心です。
ANAカードの家族カード・追加カードの利用も条件達成にカウントされる?
カウントされるのが一般的です。
入会キャンペーンの利用額条件は、本会員と家族カードの利用を合算して集計されることが多くあります。家族の生活費を1枚に集約すれば、高めの利用条件も達成しやすくなります。
ただし、集計の対象や除外される支払いはカード会社によって違います。年会費や電子マネーへのチャージなどが対象外とされるケースもあるため、条件の細目は公式で確認してください。
一般のANAカードからゴールドへ切り替えるキャンペーンはある?
時期によって実施されています。
各発行会社は、一般カードの保有者に向けたゴールドへの切り替えキャンペーンを不定期に案内しています。切り替え後の利用額に応じてボーナスマイルが付く形が中心です。
ただし、切り替えの場合はマイ友プログラムの対象外です。新規発行時のような大きな上乗せは見込みにくいため、切り替え専用のキャンペーンが出ているタイミングを狙うのがよいです。
ANAカードのキャンペーン対象外になるのはどんなケース?
主に、過去の保有歴と申し込み条件の未達によって対象外です。
同じカードの再入会、キャンペーン期間外の申し込み、指定された利用額条件の未達成が代表的なケースです。短期間に複数のカードへ一度に申し込むと、審査に影響が出ることもあります。
クレジットカードの申し込み情報は日本クレジット協会の会員各社が共有する信用情報に登録されます。短期集中の申し込みは避け、発行したいカードを絞ってから申し込むのが安全です。
ANAカードのキャンペーンはいつがお得?
ANAカードの入会キャンペーンは通年でなにかしら実施されていますが、特典が増える時期には偏りがあります。
各社とも、新年度が始まる春から夏、そして年末年始にかけて大型のキャンペーンを打ちやすい傾向があります。ボーナス時期や旅行シーズンに合わせて、上限マイルを引き上げてくる局面が多く見られます。
ただ、増額を待ちすぎるのも得とは限りません。
ANAのマイルには有効期限があり、獲得から原則36ヶ月で失効します。使う予定がまだ先なのに大量のマイルを先取りしても、期限切れで無駄にする恐れがあります。
そのため「いつ入るか」は、キャンペーンの増額だけでなく、自分がマイルを使う予定から逆算して決めるのが安全です。
半年後の旅行に向けて貯めるなら今の増額を取りにいく、使う予定が未定なら無理に急がない、といった判断がしやすくなります。
ANAカードの入会キャンペーンまとめ
ANAカードのキャンペーンは、表示された上限マイルの大きさで選ぶと後悔しやすいため注意が必要です。
例えば、三井住友カードが発行するANAカードの入会特典では、抽選分が大部分を占めます。
自分が現実的にこなせる条件で「実際にもらえるマイル」を見積もり、年会費とのバランスで発行するANAカードを選びましょう。
そのうえで、入会キャンペーンにマイ友プログラムとポイントサイトを重ねれば、受け取れるマイルはさらに増えます。
とくにマイ友プログラムは初回発行時しか使えず、後から登録もできないため、申し込みボタンを押す前の登録を忘れないようにしてください。
各社のキャンペーンには発行期限があり、9月中旬から順に締め切りが訪れます。
狙うカードが決まっているなら、期限と紹介番号の登録を先に押さえてから動くのがおすすめです。
















